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最新号(12月20日発行)
2007年1-2月号
(Vol.7 No.1)
定価 2,625円(税込)
バイテクノロジージャーナル最新号詳細

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目次
協賛特集
■ ニュース
■ 実験技術
■ 研究戦略
■ 製品紹介
■ コラム&レポート
■ 製品・サービス情報

協賛特集
ライフサイエンスにおける地域の科学技術振興と産業動向

・<概論>研究開発拠点形成で進化する先端医療バイオ創薬 〜ResearchからDevelopmentのステージへ
  小澤健夫
2001年5月に経済産業省から「新市場・雇用創出に向けた重点プラン」が発表され,15の提案がなされた.この提案項目の1つである「イノベーションの基盤整備」では大学発の特許取得件数を10年間で10倍にし,大学発ベンチャーを3年間で1,000社にするという数値目標が掲げられ,大学教官に対する規制を緩和し,大学発バイオベンチャーの起業を加速してきた.さらに,産学官の連携を深め,産業クラスターを形成することにより,わが国の雇用創出や経済活性をめざすことも謳われ,国策のもとに日本各地で産業クラスターの形成が加速された.大学から生まれる革新的な医療技術の実用化をめざす場合も,この大きな流れに乗り現在に至っている.
本稿では,研究開発拠点形成で進化する先端医療バイオ創薬について概説する.

協賛企業記事

・広島バイオクラスター 〜明日の健康を支える最先端バイオテクノロジー技術
広島バイオクラスターは,広島に世界有数のバイオクラスターを形成することをめざし,広島大学などに蓄積されたバイオ技術をもとに「医療や医薬品開発(創薬)の周辺分野」と「ヘルスケア製品開発分野」において産学官連携による最先端の共同研究を実施している.現在,文部科学省知的クラスター創成事業の支援をもとに研究活動を行っている.現在までベンチャー企業設立,新商品開発など事業化面においても目に見えた多くの成果があがっており,クラスター形成の基礎ができつつある.本稿では,広島バイオクラスターの研究活動について紹介する.

編集部レポート

・地域の強みを生かした沖縄のライフサイエンスへの取り組み
沖縄と聞いてライフサイエンス研究者がまず思い浮かべるものの一つに,現在計画が進められつつある沖縄科学技術大学院大学があるだろう.すでに先行研究プロジェクトがスタートしているのをはじめ,2005年9月に本大学院構想の推進主体となる(独)沖縄科学技術研究基盤整備機構が発足し,稼働に向けた動きがいよいよ本格化してきた.その他沖縄では,独自の自然環境を活かした琉球大学21世紀COEプログラムや,健康産業を柱に据えた産業クラスターの形成など地域を挙げた取り組みを行っている.今回その取り組みの一部を取材したので研究面を中心にご紹介したい.(編集部 蜂須賀修司)

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