スマホで読める実験医学
550円

型の実践❷:追跡(トラッキング)と効果的なプラグインの利用①

塚田祐基
10.18958/7407-00027-0001158-00

前回からの経緯
前回までの3回では核膜に移行するタンパク質の動態解析を題材に作業工程を解説した.今回から3回はこれまでと話題を変え,粒子追跡の話を進める.さらにImageJでは,粒子追跡において便利なTrackMateなどのプラグインが公開されているが,これら公開されているプラグインをどのように活用するか,ということをサブテーマとする.言わば,これまでとは別の型になるが,作業工程を構成することで解析の骨組みをつくるという考え方は共通であるので,その点に留意して読み進めていただきたい.

この記事は有料記事です

(残り約9,000文字)

  • 【スマホで読める実験医学】型の実践❷:追跡(トラッキング)と効果的なプラグインの利用①
    550円

関連書籍

実験医学2024年2月号 Vol.42 No.3

不妊の原因解明に挑む生殖細胞研究

発生と老化の時間軸で卵子・精子の動態を解明し、新たな生殖医療の創出へ

  • 石黒啓一郎/企画
  • 定価:2,530円(本体2,300円+税)