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ゲノム編集技術の知財戦略:研究開発者へのメッセージ

Intellectual property strategy for genome editing technology -Message to researchers
加藤 浩
Hiroshi Kato:College of Law, Nihon University/AOYAMA & Partners(日本大学法学部/青山特許事務所)
10.18958/7431-00001-0001386-00

知財戦略として,基本特許を取得することは,最も有効な戦略である.しかしながら,ゲノム編集技術においては,複数の基本特許がすでに取得されていることから,改良特許をどのように取得するかについても,重要な戦略となる.例えば,基本特許を回避した改良特許の取得と活用は,基本特許の特許権者から実施許諾を受ける必要がないという利点がある.また,基本特許の実施許諾による改良特許の取得と活用も,実用化に向けた有効な戦略である.今後の知財戦略の方向性として,特許ポートフォリオ戦略,オープン&クローズ戦略のほか,パテントプールの構築などが期待されている.

基本特許,改良特許,特許ポートフォリオ戦略,オープン&クローズ戦略,パテントプール

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