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インタビュー アカデミアと企業での「データの信頼性」:認識のギャップを乗り越える

Bridging the gaps between academia and investors
話し手:上﨑貴史 氏,林 行和 氏,喜多真志 氏
Takafumi Uesaki/Yukikazu Hayashi/Masashi Kita:日本医療研究開発機構 創薬エコシステム推進事業部創薬エコシステム推進事業課
10.18958/7757-00036-0006060-00

アカデミア研究者が生み出した創薬のシーズが,ベンチャーキャピタル(VC)や製薬企業による投資を受けて実用化へと進むにあたり,例えばアカデミアが考える「実用化に十分なデータ」と,企業側が求める「投資判断に必要なデータ」に乖離があるなど,意思疎通のギャップがしばしば指摘されてきました.今回,日本医療研究開発機構が発表した資料「実用化に向けた信頼性データ:投資を受けるため目指す観点」1)をもとに,アカデミア研究者が企業への投資を期待する際の指標をはじめ,実用化への道筋と乗り越えるべき壁について話を伺いました.(聞き手:実験医学編集部)

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