スマホで読める実験医学
550円

mRNA修飾によるトランスラトーム制御

Translatome tuned by mRNA modifications
藤 博貴,山下 映,細金正樹,岩崎信太郎
Hirotaka Toh1)/Akira Yamashita1)/Masaki Hosogane2)/Shintaro Iwasaki1)3):理化学研究所開拓研究所1)/東北大学大学院医学系研究科2)/東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻3)
10.18958/7757-00001-0006050-00

近年のRNA修飾の網羅的探索技術の発展により,特異的writer(修飾酵素),reader(認識タンパク質),eraser(脱修飾酵素)の発見などが相次いでいる.これに伴い,mRNA修飾が翻訳制御につながることが数多く報告されている.本稿ではm6A,m6Am,m1A,m5C,ac4C,ΨのmRNA修飾が翻訳にどのように影響を与えるかを解説する.

翻訳,m6A,m6Am,m1A,m5C,ac4C,Ψ

この記事は有料記事です

(残り約13,700文字)

  • 【スマホで読める実験医学】mRNA修飾によるトランスラトーム制御
    550円