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モジュール化組織をアセンブルする連関モデルプラットフォームの構築

Development of platform for in vitro tissue-tissue interaction model by modularized organs
萩原将也
Masaya Hagiwara:理化学研究所生命機能科学研究センター
10.18958/7783-00036-0006123-00

オルガノイドとOrgan-on-a-Chip(OoC)は創薬モデルとして注目されているが,両技術の統合は実現されていない.オルガノイドは培養に時間がかかり,ばらつきも大きいため,チップ内で安定的に配置・維持することが難しいためである.複数臓器の連関には精度の高い構築が必要であり,実験の煩雑さや脆弱性を克服する統合システムの開発が求められている.本稿では,その課題を解決する新たなデバイスを紹介する.

Organ-on-a-Chip,流体デバイス,血液脳関門

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