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骨芽細胞・骨細胞から分泌されるエクサカインの機能的意義

Functional significance of exerkines secreted by osteoblasts and osteocytes
10.18958/7833-00001-0006189-00
日浅雅博,松本俊夫
Masahiro Hiasa 1)/Toshio Matsumoto 2):徳島大学大学院 医歯薬学研究部 口腔顎顔面矯正学分野1)/徳島大学2)

骨は体を支持する構造器官であると同時にカルシウムやリンの貯蔵臓器であると考えられてきた.しかし,骨が全身の代謝やエネルギー恒常性等を制御する多様な因子(オステオカイン)を産生する内分泌臓器であることが明らかとなってきた.このうち力学的負荷に応答し骨細胞から分泌されるオステオカインは運動に伴い各種組織より産生されるエクサカインに属し,筋,脂肪,肝臓,神経系など多様な臓器に作用し,糖・脂質代謝,筋機能,食欲調節等に関与する.本総説では,力学的負荷に反応する骨細胞の情報伝達系について述べたうえで骨で産生されるエクサカインについて概説する.

骨細胞,骨芽細胞,脂肪細胞,力学的負荷,IL-11:Interleukin-11(インターロイキン-11)

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