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日本の研究エコシステムと社会実装の現在地

Research ecosystem and social implementation in Japan: Where we are and where we are heading
10.18958/7915-00036-0006276-00
小池延幸,松岡信也,鈴木 忍
Nobuyuki Koike1)/Nobuya Matsuoka2)/Shinobu Suzuki1):京都大学成長戦略本部統括事業部イノベーション領域1)/京都大学大学院医学研究科・京都大学「医学領域」産学連携推進機構2)

基礎研究による知の拡張から成果の社会還元の過程において,さまざまな障壁が知られている.われわれは,アカデミアで多くの産学連携活動に携わるなかで,基礎研究の初期に方向性を見失い,「死の谷」などといった障壁にすら至らず迷宮入りする事例を目の当たりにしてきた.こういった事態を回避するためにも研究とビジネスを両輪として学術研究と社会実装のエコシステムを軌道に乗せる道筋が必要である.本稿では読者の研究エコシステムへの理解を深め,科学とビジネスの橋を渡りやすくするための地図を示したい.

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