スマホで読める実験医学
550円

異常な解糖系相互作用の抑制は老化細胞を除去し,老化症状を改善する

Abrogation of aberrant glycolytic interactions eliminates senescent cells and alleviates aging-related dysfunctions
Mikawa T, et al:Signal Transduct Target Ther, 10:402, 2025
近藤祥司,三河拓己,亀田雅博
Hiroshi Kondoh/Takumi Mikawa/Masahiro Kameda:Graduate school of Medicine, Kyoto University(京都大学大学院医学研究科)
10.18958/7971-00003-0006406-00

これまで老化細胞や個体老化で解糖系亢進の報告は散見されるが,その生物学的意義はわかっていなかった.今回,われわれは老化細胞でのPGAM-Chk1結合亢進により,解糖系代謝と細胞生存能の両者が亢進する分子機構を明らかにした.その結合阻害により,選択的に老化細胞除去(セノリシス)が誘導され,個体老化による臓器障害や肺線維症が改善されることを見出し,解糖系が老化機構に関与する分子機序の一部を明らかにした.

この記事は有料記事です

(残り約5,300文字)

  • 【スマホで読める実験医学】異常な解糖系相互作用の抑制は老化細胞を除去し,老化症状を改善する
    550円

関連書籍

  • 定価:2,750円(本体2,500円+税)