接触皮膚炎はいわゆる「かぶれ」反応であるが,この動物モデルとして接触過敏症モデルが広く使われている.皮膚にハプテンを塗布すると抗原を担ったLCが表皮から所属リンパ節に遊走しナイーブT細胞の分化・増殖を誘導する.再度同一抗原を投与すると,抗原特異的T細胞が投与部位に浸潤し炎症を惹起する.