プロテインキナーゼ(protein kinase).特定の細胞内タンパク質にセリン・スレオニン・チロシン残基にATPのリン酸基転移を触媒する酵素.リン酸化はそれを受けたタンパク質の酵素活性,局在,タンパク質間相互作用などを変化させることで細胞内のシグナル伝達・機能調節に重要な役割を果たしている.ヒトゲノム中には約530のプロテインキナーゼが存在する.