細胞傷害性T細胞

細胞傷害性T細胞(CTL)はCD3+,CD8T細胞群であり,標的細胞表面のMHCクラスⅠ分子に提示される抗原ペプチド特異的に細胞傷害性を示す.抗原ペプチドを認識したCTLは細胞傷害性顆粒(cytotoxic granule)を分泌する.細胞傷害性顆粒にはパーフォリン,グランザイムが含まれている.パーフォリンが標的細胞膜上で重合し孔を形成し,セリンプロテアーゼに属するグランザイムが孔を通じて標的細胞に侵入し,標的細胞にアポトーシスを誘導する.

実験医学増刊 Vol.34 No.12

参考書籍

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