インスリン分泌が著しく減少した成人1型糖尿病患者では,早朝から起床時にかけて血糖値が上昇する現象をさす.インスリン拮抗ホルモンであるコルチゾールや成長ホルモンなどの分泌亢進により,インスリン作用が減弱し,血糖値の上昇をきたす.