実験医学増刊:糖尿病 研究の“いま”と治療の“これから”
書籍を購入する
実験医学増刊 Vol.35 No.2

糖尿病 研究の“いま”と治療の“これから”

  • 綿田裕孝/編
  • 定価 5,400円+税
  • 2017年01月発行
  • B5判
  • 236ページ
  • ISBN 978-4-7581-0360-2
  • 販売状況: 注文可能
  • [SHARE]
  • シェアする
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

全世界の糖尿病患者数は2040年までに6億人を超すと予想されています.本書では,インスリン・インクレチン関連薬のトピックスから,今後の治療法としての細胞治療・個別化医療の発展までをまとめて学べます.

《企画者のことば》

計測技術の進歩に伴いヒトの身体と関連する多様な特徴量が計測されるようになり,ビッグデータを解析する人工知能技術も大きな進展を見せた.しかし,これらの技術を用いてヒトの健康に関する社会的な価値を創出するには,ヒトという生命システムに対する理解を深める必要がある.閉鎖系(クローズドシステム)のモデルのなかで大きく発展した生命科学は,その意味でさまざまな挑戦を強いられている.これらの問題を克服するには,これまでの知識基盤から生命そのものすなわち開放系(オープンシステム)の概念から新たなヒューマンサイエンスを確立し飛躍する必要がある.この考えに基づきわれわれが提唱するのが「オープンシステムサイエンス」である.本特集では,生命科学の新しいパラダイムの枠組みと方法論を概説する.

企画者メッセージ
序【綿田裕孝】
概論 糖尿病研究の進歩と残された課題【綿田裕孝】

第1章 インスリン分泌低下はなぜ起きるのか?

Overview インスリン分泌の基本メカニズムと最新の研究動向【石原寿光】
1.膵β細胞における代謝-分泌連関と2型糖尿病におけるその破綻【藤本新平】
2.膵β細胞容積調節機構とその破綻―細胞増殖,細胞死,脱分化【綿田裕孝】
3.マクロファージと膵島炎症―a double-edged sword【大石由美子,真鍋一郎】
4.ウイルスによる膵島細胞傷害―ウイルス糖尿病予防ワクチンの開発は可能か?【永淵正法,勝田 仁,三根敬一朗,吉開泰信】
5.グルカゴン分泌異常―その病態生理的意義【北村忠弘,小林雅樹】

第2章 インスリン抵抗性はなぜ起きるのか?

Overview インスリン作用の基本メカニズムと最新の研究動向【門脇 孝】
1.中枢神経系によるエネルギー代謝制御とその破綻【箕越靖彦】
2.インスリンシグナルとその破綻【倉本尚樹,細岡哲也,小川 渉】
3.インスリン感受性に影響を与える褐色脂肪細胞の分化・機能【大野晴也】
4.脂肪組織の炎症【薄井 勲,戸邉一之】
5.内臓脂肪・異所性脂肪の蓄積―体脂肪分布の意義とは?【鴫山文華,熊代尚記】
6.身体不活動による骨格筋の糖代謝機能低下【眞鍋康子,藤井宣晴】

第3章 インクレチン関連薬は糖尿病治療を変えるか?

1.インクレチン分泌制御の分子メカニズム【原田一貴,坪井貴司】
2.明らかとなるインクレチン関連薬の多彩な作用【矢部大介】

第4章 新しい治療薬・治療法は何が開発されているのか?

Ⅰ.新たな創薬標的

1.治療標的としての胆汁酸シグナル【北村奈穂,渡辺光博】
2.創薬標的としてのFGF21【稲垣 毅】
3.創薬標的としてのアディポネクチン【山内敏正,岩部美紀,岩部真人,門脇 孝】
4.新規経口糖尿病治療薬の創薬標的としてのGPR119【田口貴史,松本康嗣】

Ⅱ.新たな治療法

5.腸内細菌を介した宿主エネルギー代謝と免疫制御機構―糖尿病治療に向けて【中島 啓,木村郁夫】
6.ケトン体は,新しい糖尿病治療の旗手になるのか?【植木浩二郎】
7.肥満外科手術による糖尿病改善効果のメカニズム【徳山宏丈,横手幸太郎】
8.微弱電流と温熱刺激による新規糖尿病治療【近藤龍也,荒木栄一】
9.クローズドループ型人工膵臓による血糖自動制御―インスリンポンプによる糖尿病治療の進歩【松久宗英】

Ⅲ.細胞分化の制御による治療の可能性

10.ES/iPS細胞を用いた糖尿病の細胞療法への取り組み【豊田太郎,田上 寛,中村剛士,長船健二】
11.非β細胞から膵β細胞への分化転換【佐々木周伍,松岡孝昭】

第5章 個別化医療・予防医学をどう実現するのか?

1.ヒトゲノム解析による2型糖尿病の遺伝要因の解明―GWASから全ゲノムシークエンスへ【前田士郎】
2.エピゲノム変化に主眼を置いた糖尿病研究【酒井寿郎,松村欣宏,稲垣 毅,阿部陽平】
3.プロテオミクスを用いた糖尿病関連タンパク質探索―SERPINA3の発見を例に【高橋枝里,奥村彰規,久保田浩之,鏑木康志】
4.メタボロミクスを用いた糖尿病研究―インクレチン作用メカニズムの解明と糖尿病バイオマーカーの探索を例に【横井伯英,清野 進】
5.トランスオミクスによる生化学ネットワーク再構築―疾患は多階層生化学ネットワークの破綻である【柚木克之,久保田浩行,黒田真也】
6.バイオマーカーとしての膵β細胞量【藤田直尚,藤本裕之,浜松圭太,稲垣暢也】
7.糖尿病による認知症促進機構とその予防―糖・脂質代謝の観点から【里 直行】
書評・感想
  • 最新の知見が多く、勉強になりました。

    大学研究職員

本書中に掲載された広告をご紹介します.より詳細な資料を希望される方は,こちらのページから資料請求いただくことができますので,該当企業にチェックを付け,下記の「資料請求する」をクリックして,資料の送付先をご入力ください.

掲載広告一覧・資料請求

タカラバイオ(株)  [表3]詳細
東京化成工業(株)  [後付1]詳細
ロンザジャパン(株)  [表4]詳細
広告代理店
株式会社エー・イー企画
101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-4-4 岩波書店一ツ橋別館4F
TEL 03(3230)2744(代表)/ FAX 03(3230)2479
E-mail:adinfo@aeplan.co.jp URL:http://www.aeplan.co.jp/

購入方法・送料について

本書は全国の羊土社取扱書店にてご購入いただけます.店頭にて見当たらない場合は,下記情報を書店にお伝え下さい.

  • 【本書名】実験医学増刊:糖尿病 研究の“いま”と治療の“これから”
  • 【出版社名】羊土社

お近くに取扱書店が無い場合,特に海外でご覧になりたい場合,羊土社HPでのご注文および発送も承っておりますので,下記ご参照のうえ,注文をご検討ください.

羊土社HPでのご注文について

本書を羊土社HPにてご購入いただきますと,本体価格に加えて,送付先・お支払い方法などにより下記の費用がかかります.お手続き等詳細は書籍購入案内のページをご参照ください.

分類 項目 費用
国内 消費税 +432円
送料 0円(5,000円以上,国内送料無料)
手数料(代引きのみ) +300円
海外 航空便送料 第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) +750円
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) +960円
第2地帯(ヨーロッパ) +960円
第3地帯(アフリカ、南米) +1250円
EMS便送料 第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) +1400円
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) +2000円
第2地帯(ヨーロッパ) +2200円
第3地帯(アフリカ、南米) +2400円

※この表は本書のみご購入いただいた場合の費用をまとめたものです.他の書籍を同時に購入する場合はお申し込み金額や重量により費用が異なってまいりますのでご注意ください.

海外でご活躍中の皆さまへ 書籍のご購入方法,電子書籍,そのほか役立つ情報をご案内します

こちらの書籍もお勧めいたします

9784758103527
9784758101387
9784758101981
9784758120425
9784758123068
9784758118040
AteloGeneは同分野でのin vivo核酸導入実績もあり!
www.atelocollagen.co...
日本クレアはヒトマイクロバイオームのインビボ研究支援を行ないます
www.clea-japan.com/m...