オートファジー
おーとふぁじー
細胞が不要なタンパク質や損傷オルガネラをリソソームで分解・再利用する機構.ATG遺伝子群が関与し,エネルギー維持や老化抑制,疾患防御に重要である.(実験医学増刊442より)

食で制御する腸内細菌叢と健康
バイオティクスを理解し、個別化栄養へ
ギリシャ語で「自食」を意味し,細胞内の分解を司る小器官であるリソソームやオートファゴソームとよばれるオートファジーに特化した細胞内小胞の発見に基づき,Christian de Duve博士により1963年に報告された.さらに後年,大隅良典博士による一連のオートファジー関連遺伝子(AuTophaGy-related genes,ATG)の同定を契機にメカニズムの理解が進み,オートファジーが細胞と個体の恒常性維持に必須であるというコンセンサスが得られている.オートファジーは進化の過程で種を超えて保存された細胞内異化機構であり,機能不全におちいった古いタンパク質や脂質,細胞内小器官などをオートファゴソームに取り込みリソソームに輸送して分解する働きがある.(実験医学2021年6月号より)
精神疾患とオートファジー異常実験医学2021年6月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです









