ミエリン
みえりん
中枢ではオリゴデンドロサイトがミエリン鞘を軸索の周囲に形成する.ミエリンは細胞膜が何層にも軸索の周りに巻き付いた構造であり,光学的にはきわめて屈折率が高い.特に蛍光ラベルをせずに,単にレーザー光を照射した際の反射光にもミエリン鞘のシグナルが含まれており,このシグナルを用いることでSCoREによるイメージングが可能となった.(実験医学増刊4310より)

脳と体をつなぐ要 グリア細胞と疾患
可視化と脳情報デコーディングでその多様性と病態変化を理解し、治療をめざす
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです





