非膜オルガネラ
ひまくおるがねら
膜に囲まれていない細胞内区画であり,そのなかに含まれるRNAやタンパク質などの構成因子によって起こされる液-液相分離によって形成される構造体.核内には核小体,核スペックル,パラスペックル,Cajal体,核内ストレス体,PML体などの種類があり,細胞質内にはストレス顆粒,P-bodyなどがある.(実験医学増刊4312より)

がん幹細胞とは何者なのか? がんの「幹細胞性」を再定義する
可塑性と多様性のメカニズムを解明し、再発・転移の真の原因に迫る
細胞内小器官(オルガネラ)のなかで脂質二重膜に囲まれていない顆粒状の構造体の総称.直径0.1〜2μmの球状または筒状の形態をもつ.細胞核内の核小体,カハール体,核スペックル,細胞質のストレス顆粒などがよく知られている.特定の生理条件下でのみ形成されるものもある.(実験医学増刊4012より)

セントラルドグマの新常識
転写・翻訳の驚きの新機構と再定義されるDNA・RNA・タンパク質の世界
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです










