レジデントノート:患者の年齢・病態に応じた 薬の使い方〜妊婦・高齢者・腎障害など,「いつもの処方」ではいけない患者へ,頻用薬はこう使う!
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レジデントノート 2013年6月号 Vol.15 No.4

患者の年齢・病態に応じた 薬の使い方

妊婦・高齢者・腎障害など,「いつもの処方」ではいけない患者へ,頻用薬はこう使う!

  • 江本 賢,清田雅智/編
  • 定価 2,000円+税
  • 2013年05月発行
  • B5判
  • 170ページ
  • ISBN 978-4-7581-0549-1
  • 販売状況: 在庫なし 電子版あり
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利尿薬・抗菌薬・制酸薬など,日常診療でよく使う薬の,患者一人ひとりに合わせた処方の考え方を解説.年齢(ライフステージ)と病態(基礎疾患)を意識してどのように薬を選択・調整すべきかが具体的によくわかる!

内容見本
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序文(一部抜粋)

医師という仕事をしている限り,内科医であれ外科医であれ,薬を使って治療をするということは避けられないことである.筆者らは内科医として多くの患者に多種多様な薬剤を処方してきたが,多くの失敗も経験してきた.腎不全の患者に用量調整しなければいけない薬を通常量で処方してしまったとか,不眠の高齢者に処方した薬が転倒の原因になったといった事例を思い出すが,このような失敗経験から学ぶことも多かった.(中略)こういった失敗は,たまたま何事も起こらずにすむこともあれば,重篤な合併症を起こしたりすることもあるだろう.

(中略)

本特集では,そういった患者のライフステージ(妊婦,授乳婦,高齢者)を「年齢」要素とし,患者の薬物代謝にかかわる基礎疾患(主に腎障害,肝障害など)を「病態」要素として,それぞれを意識した薬剤の使い方についてまとめてもらった.総論では,「年齢」と「病態」を意識してどのように薬物を調整するのか,さらには実際にどのような資料を参考にして薬剤の投与量を調整すべきかを解説し,そして高齢化社会のなかで,polypharmacyやアドヒアランスの問題などで,どのような点を注意すべきか解説していただいた.各論では,特に研修医が日常診療でよく使用すると思われる薬剤を中心に留意点を取り上げていただいた.

(中略)

薬を処方するときに,漫然と普段通りの処方をするのではなく,「この患者に薬剤の投与調整は必要ないだろうか」「この患者に使用してはいけない薬ではないだろうか」と立ち止まって考えるようになっていただくための一助になれば幸いである.

目次

特集

患者の年齢・病態に応じた薬の使い方
妊婦・高齢者・腎障害など,「いつもの処方」ではいけない患者へ,頻用薬はこう使う!

編集/江本 賢,清田雅智
特集にあたって
年齢と病態に応じた薬の使い方【江本 賢/清田雅智】
【総論】
  1. 年齢と病態に応じた薬の使い分け【井藤英之】
  2. 高齢者の薬剤使用の注意点【高岸勝繁】
【各論】
  1. 利尿薬【坂井正弘】
  2. 抗菌薬

    抗真菌薬・抗ウイルス薬を含む【山本舜悟】

  3. 抗凝固薬,抗血小板薬【橋本忠幸】
  4. 経口血糖降下薬【伊藤裕司】
  5. 制酸薬【井上顕治】

連載

実践!画像診断Q&A-このサインを見落とすな

肝内のガスを認めます.胆道気腫でよいですか?【田村謙太郎/陣崎雅弘】
1カ月以上発熱が続き抗菌薬が無効の50歳女性【七海 香/徳田 均】

《特別掲載》研修医へのメッセージ ~レジデントノート15年目によせて

読みやすくて賢くなれるエッセイを目指して13年【中島 伸】

なるほどわかった! 日常診療のズバリ基本講座

入院時からはじめる退院支援【宇都宮宏子(監修:川島篤志)】

《最終回》使わなければもったいない! 聴診の威力 ~耳で高める あなたの診断力~

第3回 聴診から予想する心電図【酒見英太】

Dr.ブランチの病歴聴取・身体診察のコツ

第3回 先生,お腹が痛いです.助けてください!【ジョエル・ブランチ/井上健司】

あてて見るだけ! かんたん救急エコー塾

第5回 ざっくり心エコーのススメ アドバンス ―ドプラを使ってみよう―【豊田浩作】

Step Beyond Resident

第129回 失神のEBMってどぉよ!? Part4 ~リスクを把握し,検査を進めるべし~【林 寛之】

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