上蓑義典
研修医 臨くん
けんさん先生
研修医なら誰もが一度は,担当患者さんの血液培養陽性報告を受けたことがあるよね.みんなが採取した血液培養ボトルは,血液培養自動分析装置(図1)という巨大なマシーンの中で,ボトル内のCO2濃度をモニターされながら,一定の温度で培養されるんだ.ボトル内で微生物が増えると,CO2濃度が急激に上昇する.それを機械が感知して陽性を知らせてくれるんだ.陽性のシグナルが出た場合,検査技師さんたちがそのボトル内の血液をグラム染色し,菌が見えたらその時点で血液培養陽性の報告をしてくれる.だからこの段階では,通常は血液培養が陽性になったことと,グラム染色像しか伝えることができない.