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最新号(6月20日発行)
2007年7-8月号
(Vol.7 No.4)
定価 2,625円(税込)
バイテクノロジージャーナル最新号詳細

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目次
■ ニュース
バイオニュース
■ 実験技術
■ 研究戦略
■ コラム&レポート
■ 製品・サービス情報

バイオニュース

[先端医療]進行性乳癌に対する分子標的治療
2007年3月13日,米国食品医薬品局(FDA)は,HER2陽性の進行性転移性乳癌の患者に対して,グラクソスミスクライン社の申請した新しいチロシンキナーゼ阻害分子標的薬であるタイケルブ(一般名:lapatinib)経口錠を承認した.承認条件は,乳癌に対する別の抗癌剤であるゼローダ(一般名:capecitabine)との併用である.
[バイオビジネス]ベンチャー投資額の増加と提携システムの進歩
アメリカのあるコンファレンスで,バイオベンチャーを過去数社立ち上げたベテランCEOが,“10・40・50の法則”と表現したことがある.これは,典型的な創薬系ベンチャーは創業から最初10年間に必要とされる数億ドルの資金のうち,10%はベンチャーキャピタル,40%は上場と後続株式公開,そして残り50%が製薬企業などのパートナーから提携収入として確保するという意味である.
[アジアトレンド]岐路に立つインド製薬産業
インドの製薬企業は今ターニングポイントに立っている.最大の理由は2005年4月に施行された新特許法だ.従来インドでは,1972年の特許法に基づいてプロセス特許しか認められておらず,製薬企業にとって鍵を握る物質特許が認められていなかった.改正特許法までの20年間特殊な環境の下で,インドの製薬企業はリエンジニアリングを駆使し,先進国のオリジナル医薬品を模倣したジェネリック品を作るビジネスで急成長を遂げた.

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