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最新号(6月20日発行)
2007年7-8月号
(Vol.7 No.4)
定価 2,625円(税込)
バイテクノロジージャーナル最新号詳細

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目次
製品特集
■ ニュース
■ 実験技術
■ 研究戦略
■ コラム&レポート
■ 製品・サービス情報

製品特集
細胞解析のための様々なテクノロジー
〜サイトメトリー,FISH,セルアレイ,マイクロダイゼクション〜

・<概論>これからの細胞解析 〜マルチパラメーターでハイスループットな解析へ向けて
  佐々木功典,古屋智子,中尾素直
現在,大量の情報を有している細胞から必要な情報を抽出し,解析する技術が求められているが,その中でも各個細胞において分子レベルで解析し,それらを細胞形態情報を含めて統合する技術が特に重要視されている.具体的には,スペクトル解析,経時的解析などの新しい技術を導入したイメージサイトメトリーの技術の発展が望まれ,細胞アレイ技術との組合わせにより高いスループットの達成が期待されている.本稿では,周辺技術であるFISHとマイクロダイゼクションとあわせて紹介する.
・マイクロウェルアレイチップを用いた細胞スクリーニングシステム
  エスシーワールド株式会社 森田敏樹
アレイ状に規則正しく配置された直径10μm程度のマイクロウェルにリンパ球を1個ずつ配置したチップを用いて免疫応答をモニターできる新しい細胞スクリーニングシステムを開発しました.本システムでは,ヒトの体にある頻度の低い抗原特異的Bリンパ球をハイスループットで検出し,ヒト抗体を直接取り出せることから,抗体医薬の開発にきわめて有力なツールであると期待されています.
・エッペンドルフマイクロマニピュレーションシステムによるトランスジェニックマウスの作製
  エッペンドルフ株式会社 野村俊一郎/Sonja Voss
近年,哺乳類の生殖細胞系に外来遺伝子を導入する技術−トランスジェニック技術−は,バイオテクノロジー分野で注目を集めています.このトランスジェニック技術は1970年代に確立され,その後Palmiterらによって広く知られるようになりました.トランスジェニック技術は重要になり,ライフサイエンスの研究分野で一般的な細胞培養技術では不可能だったようなアプリケーションが可能になりました.ここではマウスの前核にDNAをインジェクションする方法をご紹介します.

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