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腸内細菌叢は腸管上皮細胞の抗原提示能を介して急性移植片対宿主病をコントロールする

Intestinal microbiota controls graft-versus-host disease in an allogenetic disparity-independent manner
Koyama M, et al:Immunity, 56:1876-1893.e8, 2023
小山幹子
Motoko Koyama:Fred Hutchinson Cancer Center(フレッド・ハッチンソンがんセンター)
10.18958/7431-00003-0001398-00

腸管上皮細胞がMHCクラスⅡを発現し,CD4 T細胞に抗原提示することで病態を引き起こすことは近年知られてきたが,われわれは,このMHCクラスⅡ発現が遺伝的要因よりも腸内共生細菌種によることを明らかにした.

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