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【スマホで読める実験医学】加齢関連ヘルパーT細胞と自己免疫疾患
550円
自己免疫疾患は,免疫学的バックグラウンドに,何らかの環境要因が加わることで発症すると考えられている.代表的な自己免疫疾患である関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどでは,中年以降にその発症のピークを迎え,加齢がリスク因子の1つであるとされている.近年,「老化(senescence)」に関連したT細胞の研究がさかんとなってきている.本稿では,「加齢(aging)」と自己免疫疾患の関係につき,CD4+ T細胞の「老化」という観点から概説する.
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