スマホで読める実験医学
550円

タンパク質最終糖化産物(AGEs)の抗炎症機能

Anti-inflammatory function of advanced glycation end products(AGEs)
Itakura M, et al:Nat Commun, 13:2974, 2022
板倉正典,内田浩二
Masanori Itakura/Koji Uchida:Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo(東京大学大学院農学生命科学研究科)
10.18958/7133-00003-0000240-00

タンパク質がブドウ糖などとの反応によって生じる最終糖化産物(AGEs)は,これまで炎症性の悪玉分子として機能するものと考えられてきた.今回,われわれは,AGEsの新規受容体として細胞膜ヒストンを同定し,AGEsがヒストンとの結合を介して抗炎症性分子として機能することを明らかにした.

この記事は有料記事です

(残り約4,500文字)

  • 【スマホで読める実験医学】タンパク質最終糖化産物(AGEs)の抗炎症機能
    550円

関連書籍

実験医学2022年10月号 Vol.40 No.16

免疫チェックポイント阻害薬の“耐性”に挑む

がん免疫サイクルから見出す戦略

  • 冨樫庸介/企画
  • 定価:2,200円(本体2,000円+税)