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概論:クオラムセンシングからみる病原性細菌制御の新展開

Skin microbiota and disease:Quorum sensing as a new target for controlling pathogenic bacteria
10.18958/7997-00036-0006617-00
松岡悠美
Yumi Matsuoka-Nakamura:大阪大学免疫学フロンティア研究センター皮膚アレルギー生体防御

クオラムセンシングは,細菌がシグナル分子を介して菌密度を感知し,毒素産生,バイオフィルム形成,代謝,薬剤応答などを集団として制御する機構である.本稿では,グラム陰性菌のAHL型,グラム陽性菌のAIP型,代謝物を介するクオラムセンシング様機構を概説し,病原性や薬剤耐性を直接殺菌せずに抑える新たな感染症制御戦略としての可能性を論じる.さらに,本特集の各論へつながる基本概念を提示する.

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