Nippostrongylus brasiliensis(Nb).ヒトの鉤虫(Necator amerikanus)やズビニ鉤虫のマウス感染モデルとして用いられる𪘂歯類の腸管寄生線虫.ライフサイクルはヴェネズエラ糞線虫と似ているが、自由生活相はなく、小腸内で成虫の雄と雌が交尾して産卵する.排除にはIL-13によって誘導される杯細胞からのムチンやRELMβなどのエフェクター分子の産生や腸管の蠕動運動が重要である.