組織を薄切して専用のスライドに貼り付け,染色した後,顕微鏡にレーザー照射装置が接続された機器を使って,顕微鏡下に組織切片を観察しながら目的の細胞(集団)の輪郭をレーザーで切離し回収する手法である.膵臓がんのような間質の多いがん腫では,がん細胞のみを採取,回収するために必須の研究ツールである.