fluorescence recovery after photobleaching

fluorescence recovery after photobleaching（FRAP）．微小空間内の蛍光タンパク質を強い光を照射して光退色させた後に，その領域に流入する蛍光分子によって引き起こされる蛍光強度の回復を測定・解析する方法である．この方法では，10μm2/秒よりも遅い動きの測定については信頼性が高く，かつ動かない分子の割合を求めることもできるが，光退色に要する程度の時間（10〜100ミリ秒）の間に素早く拡散してしまう分子の測定は難しい．

参考書籍

• 実験医学増刊 Vol.26 No.17 特集「生命現象の動的理解を目指すライブイメージング」
• 実験医学増刊 Vol.27 No.17 特集「細胞核ー遺伝情報制御と疾患」
• 実験医学 2010年5月号 Vol.28 No.8 特集「膜ドメインの姿と生体脂質のダイナミクス」
• 実験医学 2014年8月号 Vol.32 No.13 特集「エピゲノムの本質はヒストンバリアントにあった！」