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トピックス

2014年ノーベル化学賞:
超解像蛍光顕微鏡法の開発

理化学研究所 岡田康志/大阪大学 藤田克昌/理化学研究所 清末優子

「光学顕微鏡では光の半波長よりも高い分解能を得ることはできない(回折限界)」.近代顕微鏡の父Ernst Abbeによる,記念碑にも刻まれている光学顕微鏡の空間分解能を示す式である(1873年,図2A).可視光の場合,高々200 nm程度.100年以上のあいだ超えることは不可能だと信じられてきたこの壁を打ち破る“超解像蛍光顕微鏡法”の開発に対し,今年のノーベル化学賞が

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本記事の掲載号

実験医学 2014年12月号 Vol.32 No.19
原因か?結果か?がんのエピゲノム異常
環境因子による発がんメカニズムの理解からエピゲノム創薬へ

鈴木 拓,今井浩三/企画
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