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タンパク質性の感染因子と定義されるプリオンは,もともとは羊のスクレイピーや狂牛病など哺乳類の伝達性海綿状脳症の研究から概念が確立したあと,1990年代半ばになって出芽酵母にもその概念が広まった.最近では,アルツハイマー病などを含む多くのアミロイドーシスにおいてもプリオン的な伝播が起こっていることが受け入れられている.これまで同定されているプリオンの構造上の特徴は哺乳類,酵母のどちらもアミロイド性のタンパク質凝集体である.
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