ペンシルベニア大学医学部の研究班は,改変したヒトのマクロファージ(貪食細胞)とキメラ抗原受容体(CAR)を組合わせた独自の新技術「キメラ抗原受容体(CAR)マクロファージ(以下CAR-M)」が固形がんの治療に有効であることを示唆する前臨床研究を,2020年3月23日付でネイチャー・バイオテクノロジー(Nature Biotechnology)誌に発表した(Klichinsky M, et al:Nat Biotechnol, https://doi.org/10.1038/s41587-020-0462-y, 2020).
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