造血幹細胞の概念の提唱から半世紀,幹細胞研究は発生学や再生医療,生殖医療などと密接な関係を保ちながらめざましい発展を遂げてきた.幹細胞研究はあらゆる組織・臓器に拡大し,近年はその流れが急速に応用に向かいつつある.ともすれば“幹細胞の本質”を追究する研究がなおざりにされる傾向がないわけではない.しかし,幹細胞研究はテクノロジーの進歩やポストゲノムの潮流を逃すことなく新しい領域を開拓しつつある.近年では癌研究にもその概念が波及するとともに,老化をはじめとした多様な生命現象とのかかわりも注目されている.幹細胞移植やES/iPS細胞による再生医療,遺伝子治療など新しい医療を次々と提示してきた幹細胞研究は,今新しい方向性を模索しつつある.
幹細胞の未分化性や多能性を支えるメカニズムとは?幹細胞に特有の転写因子システムからニッチによる制御まで,エピジェネティクスやシステムバイオロジーとともに新たな展開をみせる幹細胞研究の新潮流をご紹介!
本コンテンツは2011年1月号「幹細胞システムの維持と制御」を編集いただいた岩間厚志先生が思い描く幹細胞研究の展望や,皆様へのメッセージを収録し配信しています.
連載 プレゼンテーション スライド作成講座のSupplemental Dataをオンラインコンテンツとして配信しています.以下よりダウンロードして誌面と併せてご覧ください.
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