第4回「外科の動きかたで勝手に索引!」完全索引|Dr.ヤンデルの 勝手に索引作ります!

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外科の動きかたで勝手に索引! の完全索引

研修医のための外科の診かた、動きかた

写真と症例でイメージできる診察から基本手技・手術、全身管理

山岸文範/著

定価(本体 4,800円+税) B5判 359頁 ISBN 978-4-7581-1852-1

研修医のための外科の診かた、動きかた

※本Web版では完全索引を掲載(本誌誌面では簡略版と解説を掲載しています)

市原のオリジナル索引

読み 項目 サブ項目 ページ
3ごうゆ 3号輸液4本で1週間などは問題外! 49
10びょ 10秒圧迫して40秒以内に戻れば“fast” 48
やく15 約15時間もハウストラ内で行ったり来たり 31
ARDS ARDS ほぼ緊急手術であったので術前評価は不十分にならざるをえなかった 205
術後のSpO2モニターで「あれっ,低いね」っていう感じで始まります 206
最初は肺水腫か心不全かなと疑いますが,頸静脈は怒張しておらず,Ⅲ音も聞こえません 206
硬い肺は無理に広げないようにすると生存率がよくなる 206
必ず経腸栄養を行ってください 207
DIC DIC 外科系では敗血症,巨大腫瘍,巨大な肝血管腫が原因となることが多い 315
外来患者の場合,出血傾向はこちらから聞き出すか身体診察で確認しないと患者さんは教えてくれない 315
敗血症による――では臓器障害が中心 316
腫瘍が原因の――は出血傾向と臓器障害がともに発生することが多い 316
産科での――は線溶優位で出血傾向が主です 316
TATは――の決定的なマーカーと言えます.…が,測定結果が戻ってくるのに3日かかるのが残念 316
Dダイマーはフィブリンの線溶の結果です 316
フィブノゲンまでもが線溶されるような状態(ひどい出血)ではDダイマーよりもFDPが優位に上昇するはず 316
患者さんに臓器障害か出血傾向の存在を疑う 316
Don’t Don’t trust anybody 59
Dだいま Dダイマーは術後患者だと上昇してしまいあてになりません 33
ERAS ERAS(enhanced recovery after surgery) 59
ER ERでの ――外傷ドレッシングについて 76
――動物咬傷の処置 74
fast fast pitting edema 48
Fitz Fitz-Hugh-Curtis症候群 38
IgAけ IgA血管炎(Henoch Schönlein紫斑) 41
McBu McBurney点 ――は指1本で1分間押して“そこが痛いまま!”と患者さんが言ってくれたら陽性的中率93%,特異度89%で急性虫垂炎 29
Murp Murphy徴候 ――のポイント 27
――での胆嚢炎で陽性の場合感度は86% 28
――での高齢者では感度48%,特異度79%と偽陰性になることもあります 28
NOMI NOMI 非閉塞性腸間膜虚血症(――) 33
―― 36
バイタルサインは――のほうが圧倒的に悪い 43
non non pitting 49
oral oral rehydration saltを少しずつ飲用 39
PID PIDでは腸管の毛羽立ち 38
psoa psoas(腸腰筋)徴候 ――では右下肢を伸展したり,背側に反らしてみると右下腹部痛が強くなります 29
Rovs Rovsing徴候 ――の特異度は57〜95% 29
Sist Sister Mary Joseph結節が有名 23
slow slow pitting edema 48
Sじょう S状結腸部の腫瘤は便をふれていることが多いが 18
xがきえ xが消えてavyというリズムになると右心不全を考えます 46
Yers Yersinia感染はpseudo appendicitisと呼ばれていて右下腹部痛ではじまることが多い 39
あくせい 悪性腫瘍の生存率,stage ―― 139
全がん協部位別臨床病期別5年相対生存率 140
食道がん 140
胃がん 141
大腸がん 141
胆道がん 142
良性だと思って切除したら,術後病理検査で「がんです」 142
ポートサイト再発 142
膵臓がん 143
手術できなければ生存に向けたわずかな可能性もなくなる 143
手術ができるようになったことと生存率の改善にはまだ関連が認められていません 143
肝臓がん 144
乳がん 144
長い間,がんの存在を意識しなければならない 144
甲状腺がん 145
許されるのならば全摘は控えたい 146
あるぶみ アルブミンは栄養管理が成功していても2週間は上昇してきません 51
いえのな 家の中にばかりいるのか 53
いざんに 遺残尿膜管の感染を疑う所見 29
いっしょ 一生役に立つ知識と技術 150
いと ―― 67
――結び 62
うつ,ふあ うつ,不安感と自殺 膵臓がんなどを告知された患者さんはすぐにWebで生存率を調べる 271
がん告知後1週間以内の自殺相対的リスクは12.6にまで上昇 271
うんしん 運針 ――中は持針器の輪の中に指を入れないほうが回内,回外しやすく運針が安定する 65
自分の体の向きを変えると,創に直角な――ができます 73
えいよう 栄養 軽くみられているのが――評価 47
――管理は抗菌薬とドレナージに加えうる第3の強力な助っ人 50
――に関する手術リスク判定 51
おうかく 横隔膜の一部が胎生期に頸部から降りてくることに関係しているかも 38
おうたい 黄体出血 38
おうだん 黄疸を見たときの鑑別 黄疸時の掻痒は急性の閉塞性黄疸によくみられます 331
掻痒の原因である胆汁酸 331
おとはふ 音は腹部症状と合わせて判定するのが基本 24
がーぜ ガーゼ ――で拭くようにいわれたら 83
――は創傷の保護材としてはあまり使いません 76
――は端を鑷子でつかみ徐々にずらして出血点を見つけます 85
かーぶの カーブのある傷の縫い方 74
かいさん 海産物を食べた後 40
かいだん 階段を上れるか 53
かいふく 開腹 しっかりした診断ができなくても緊急――する 36
―― 71
――時に助手になったら,早速鑷子でガーゼをつかんで待機 83
執刀医の位置に立って「――をさせて」とアピールしよう! 88
かおすで カオスです 90
かがくり 化学療法 手術施行にあたっては感染性合併症,縫合不全が多くなり 147
肝切除後の肝再生なども不良になります 147
発熱性好中球減少症 147
MASCCスコア 148
発熱に随伴症状があるか 148
血圧低下がないか 148
COPDは合併していないか 148
脱水はないか 148
高齢者でないか 148
入院中の発生か 148
かくかを 角化を伴ってカサカサ 23
かくてい 確定診断をつける間もなく血圧が下がり全身状態が悪化していく 35
かこうけ 下行結腸そのものにはがんの頻度が少ない 30
かたくな 硬くなった皮膚の創が軟らかくなるのはリモデリング期に入ってから 78
かてこら カテコラミンリリースの身体所見を見逃さない 60
からだを 体をゆすってポチャツという音が出るのは 19
かんかく 感覚過敏 ――は右の腰に触れるだけでひりひりとする感じ 29
かんがん 肝がん 外科医として最後に手術したいのは 123
手土産の日本酒一升 123
Child-Pugh分類 123
幕内基準 124
肝予備能を徹底的にチェック 125
腹水も黄疸もないなら 125
ICG負荷試験 125
PTは肝不全の予測因子 127
上昇するとホッと一息つけます! 127
かんけつ 間歇 ――かつ限局している自発痛 34, 40
――かつ部位があいまいな自発痛 34, 39
痛みが――的であるのは蠕動に由来する 34
がんけん 眼瞼周囲の浮腫を伴った紅斑 23
かんごし 看護師さんに気に入ってもらえる 88
かんじゃ 患者さん ――は膝を抱えるようにすることで腸腰筋を短縮させ 29
――に「遅いっ」て叱られます 41
――はなんとか痛みが楽になる体位を探そうと動き回っています 41
かんない 肝内にガスが乱雑な高エコーを示し“何だこれ?” 37
かんふぜ 肝不全になりませんかね? 150
かんれん 関連痛について 105
きかんせ 気管切開 ―― 110
気管カニューレを選択 112
カフ圧は圧力計を使って20〜30 cmH2O 112
ぎつうふ 偽痛風 術後疼痛,発熱のマイナーな原因である 334
外科の高齢入院患者が手術後でもないのに発熱したというとき 334
服を着たまま膝,首,肩,ひじ,足と触れていくと,そのときはじめて痛そうな顔をされる 334
ベッドの上で身じろぎもしない! 334
手術をしてから体中が痛くなった 334
crown dens症候群のせいで首が回らなかったからであった(^.^). 334
感染がなければNASIDsで治ってしまいます 335
きつぎゃ 吃逆(hiccup) 主治医や看護師が心配してくれない 338
ときに腹部膨満,術後合併症が原因となっていることがあるので,必ず腹部診察をする必要があります 338
きほんは 基本はQとR(部位) 33
きゅうい 吸引するようにいわれたら 82
きゅうき 吸気時に中斜角筋が収縮しているとき 44
きゅうきゅ 救急隊も困惑顔 35
きゅうせ 急性腹症の所見であることが多いので要注意 20
きゅうせ 急性(閉塞性化膿性)胆管炎 36
きょうか 胸郭の動きは毛布をかけたまま確認できるようになる 54
きょうこ 頬骨が強調 48
ぎょうこ 凝固塊が血餅退縮を起こすようなら,血小板もOK 86
きょうさ 胸鎖乳突筋が明らかに発達しているとき 44
きょけつ 虚血性大腸炎 43
きんせい 筋性防御 ――は胃十二指腸潰瘍穿孔で最も明らかにみられます 28
けいどう 頸動脈 ――雑音が聞こえたら 24
――拍動も強く打ちます 46
「down」に合わせてへこむのが――のx谷 46
けいびい 経鼻胃管の功罪 60
げかいの 外科医のエネルギーが最も燃え上がる対象疾患 36
げかかん 外科感染症での抗菌薬選択 細菌の耐性化率は病院によって異なるので検査室に確認を 287
必ず患者さんの腎機能を考慮して 287
カルバペネム系を使わないのは原因菌,原因臓器を特定する努力をしているということ 291
効かないときの対処 292
外科術後感染症では抗菌薬を変える前にドレナージ不良を検討したほうがよい結果を生みます 293
こういっては何だが,前医でも大概,何らかの抗菌薬を使っている 294
けつあつ 血圧,心拍数 術後にみられる4つのバイタル異常 162
看護師さんが気づいて電話連絡してくるケースが圧倒的に多い 162
硬膜外麻酔の作用 162
出血 162
発汗または長時間の手術でそもそも輸液が足りない 162
術当日まで降圧薬(特にACE阻害薬,ARB)を服用していた 162
麻酔覚醒に伴う交感神経亢進 162
疼痛 162
シバリング 162
低血糖に伴う交感神経亢進 162
呼吸不全,循環不全 162
稀には尿閉が原因 162
洞性の徐脈は硬膜外麻酔の影響が多い 163
洞不全などは術前の心電図では把握できなかったのが,術後明らかになる 163
術後,narrow QRSの頻脈は多く経験 163
まずはO2,CO2,胸郭の動きを確認 163
50歳以上の患者さんでは術後7.6%に上室性不整脈が出現 163
食道がんなどの高侵襲手術後に上室性頻脈 163
特に心房細動と発作性上室頻拍(PSVT)が多く 163
VTが続く場合は心筋虚血などの合併 163
気道確保,酸素投与が最初です.鎮痛も忘れずに 164
「不整脈が単独で存在するわけではない」という原則 164
周術期の不整脈の原因 164
けつえき 血液ガスの読み方 pHとPaCO2が同じ向きに変化したら代謝性,逆向きだと呼吸性 215
AG増加は腸管壊死,ショック,肝不全などによる乳酸アシドーシスを示すことがある 215
外科の分野でも血液ガス分析の出番はほぼ連日です 215
係数がなかなか覚えられない(>_<) 215
腸管壁の壊死? 虚血性腸炎? 217
がんばってください 218
通常,アシドーシスをみたときはその原因の治療を第一とし重炭酸ナトリウム(メイロン®)は使用しません 219
補正の目標はやはりpH 7.2とします.それ以上の補正は行わない 219
けっかん 血管雑音が聞こえたら 24
けっせん 血栓症に似た腹痛として,絞扼性腸閉塞や重症な胆管炎も同じ特徴である 33
けつべん 血便をみたら抗菌薬の検討を行います 39
けんしゅ 研修医 手術前日,当日,術後の――の役割 54
外科は考えていないっていう―― 7
閉腹も――の出番です 73
けんじょ 剣状突起と臍の間を3等分します 26
こうかろ 高カロリー輸液の副作用 乳児,特に早産児(肝が未発達である)に最も一般的にみられる 332
長く続く場合は過剰量のアミノ酸投与が原因であることを疑ってください 332
痛みを伴う肝腫大は脂肪蓄積を示唆している 332
低体重出生児に高カロリー輸液を続けると,かなりの頻度で肝臓の線維化が起こります 332
refeeding症候群 333
低リン(P)血症の症状 333
こうきん 抗菌薬 ――が必要となる嘔吐,下痢 40
――を投与せずに専門医に紹介すべき嘔吐・下痢 40
――選択の基本 286
こうせい 抗精神病薬,抗うつ薬の周術期管理 精神科医と仲良くなっておくのが肝要です 273
抗うつ薬 273
経口薬ばかりなので,消化器外科では大変困ります 273
こうてん 抗てんかん薬の周術期管理 最近数年間ほどけいれんが発生していなければ中止しても比較的安全なようだが,神経内科主治医へのコンサルトは必須 276
こうねつ 高熱,T-Bil高値,低血圧 36
こうふく 後腹膜側に虫垂がある 29
こうまく 硬膜外麻酔での副作用 55
こうれい 高齢 ――者の尿閉では意識障害が多い 37
――男性の見当識障害は尿閉が原因のこともあります 27
このかた この方はARか甲状腺機能亢進症です 46
このかん この患者さんに心エコーは必要ですか? 150
さいきん 最近のマイブームです 77
さいきん 細菌培養 術後患者さんの何を1番気にしているかと言えば,腹部外科医は常に発熱をあげます 312
術後時間の経ったドレーンからの培養は評価が難しい 312
術後回復した後に再度発熱するなどで菌血症が疑われた場合は血液培養が力を発揮してくれます 312
これは病原体だ,と判断できるもの 313
病原体ともコンタミともとれるもの 313
グラム染色で見て消滅しているのなら抗菌薬は有効だろうと判断できます 313
腹水や洗浄液をグラム染色してもらいましょう 313
さいしょ 最初に合併症に気づく 150
ざいでこ 坐位で呼吸すると頭が上下に動きます 45
さいぶの 臍部の隆起は 20
さっとつ さっと強く入れると,組織がキレる前に指導医がキレる 82
さゆう 左右の腹直筋鞘が癒合しているところ(白線) 71
じかく 痔核 内――は通常軟らかいため,よほど経験を積まないと直腸診ではわからない 129
肛門粘膜下には,血管,動静脈吻合,結合織,粘膜下筋でつくられるクッションがあり 129
排便時に怒責をくり返すことでクッションが引き伸ばされ断裂し血管が増生し内――になる 129
歯状線の外側に浮腫,炎症が波及したり血栓(外――)ができたりすると強い痛みが発生 129
まず「血液は真っ赤ですか? 紙に付きますか?」と聞きます 129
内――には動静脈の短絡がある 129
排便時間を短く(2〜3分以内)にするよう指導 130
5分間でも長い 130
残便感があっても排便努力を切り上げ,肛門を洗浄する 130
Goligher分類 130
肛門周囲に膿瘍がみられる場合 131
しかんせ 指関節伸側の赤紫色の紅斑 23
じかんと 時間との勝負 36
しけつ 止血 開創は――のよい練習になります 72
――法 85
じしんき 持針器 ――の持ち方 65
――で把持した部位を中心に回転して針を抜こうとすると針の後半部で組織を切り裂いてしまう 66
じぞく 持続 ――的で全体的な重苦しい痛みは要注意 33
――かつ限局している自発痛 34
――かつ部位があいまいな自発痛 34, 35
しゅうじゅ 周術期の循環器合併症 術前術後に合併する循環器異常のなかでも,特に代表的なもの 166
Nohria分類のB,すなわちwet&warmが多い 166
Nohriaの分類は身体所見〔うっ血と組織低灌流(低血圧)の組合わせ〕で分けた心機能分類 166
第1病日あたりに眼球結膜に浮腫が出現することがあります 166
サードスペースにあった水分が急速に血管内へ戻る 166
高齢者では術前に指摘されていない拡張障害が併存していることが多い 166
Nohria Lの低血圧はみられるがうっ血はない状態 167
下肢挙上で血圧が上昇するかを見るのもよい判定法 167
Nohria Cの肺水腫の所見とともに血圧も低い場合 167
時々,ご飯をおごりましょう 167
心臓に合併症のあるケース 168
安定狭心症 ⇒ 階段を2階分上って大丈夫なら手術もOK 169
大抵,ニトロール®をカバンにもっていたりします 169
胸骨上に握りこぶしを乗せ,ぎゅっと握りしめるLevine徴候として表現されるのか 169
負荷心電図で心拍数と収縮期血圧の積であるdouble productも有用で15,000ほどあると安心 169
RCRIでリスクが高いとされるような患者さん 169
結果的には心筋梗塞の発生を避けることができなかった 169
スタチンを処方しておくのは新たなACS予防の役に立ちそう 170
ACSの治療完了から外科手術までは最低60日空ける 170
緊急手術は本当に危ないので,死亡リスクについて十分に家族に説明 170
胸痛はみられないことがあります.むしろ息切れ,冷感,低血圧などの症状が多い印象 171
80歳以上となると,腹痛,嘔気,嘔吐が主症状になります 171
心電図モニターでは洞性頻脈が最も多い異常 171
虚血性心疾患であっても心電図が正常な症例は10〜21.9%もあるので,くり返し心電図をとるべきなのはER症例と一緒 171
術前に中止した方が無難な薬剤としてACE阻害薬,ARB 171
まず酸素投与 172
弁膜症の既往がわかっていても手術前に心エコーを依頼しますよね 172
親切な循環器の先生は輸液を絞ってくださいとかコメントしてくれるのですが,どれだけ? 172
閉鎖不全症 ⇒ 輸液は絞り気味,血圧を下げ頻脈にする 173
狭窄症 ⇒ 輸液は十分に,徐脈にしながら血圧を上げる 173
十分な歩行負荷に耐えられないような症例では死亡率が飛躍的に増加する 174
モニターを見てオワアという聞きなれない叫び声 175
我々外科医には見分けがつかないのである.心筋梗塞とたこつぼ心筋症 175
病名告知やギャンブルの負けのせいでたこつぼ心筋症になった報告もあります 175
1年前に心筋梗塞で心臓にステントを入れました.今は健康です.…手術お願いします 176
ヘパリンが抗血小板薬の代わりになるガイドラインやエビデンスがあるわけではない 177
ペースメーカーは手術中,基本的にVVIまたはDOOとする 178
術後約1%の患者さんに新たに心房細動が発生します 179
5 cm以上の腹部大動脈瘤なら感度82%で触れることができます 180
術後,数日で初めて歩いてトイレに行って,病室に戻る直前に突然失神するのが典型的な肺塞栓症の発症パターン 181
腹部の手術後に発症した肺塞栓症で腹痛を呈したため再開腹してしまったという笑えない話 181
痰詰まりじゃないわけだ…ヤバいと思いながら 184
ダイナミックですよ,大変だけど. 185
しゅうじゅ 周術期の呼吸器合併症 気胸は翌朝,必ず聴診を行い呼吸音の左右差を確認 203
X線やCTで無気肺を見つけて,これが発熱の原因だ!と飛びつくと,真の発熱の原因を見逃してしまいます 204
しゅうじゅ 周術期の電解質異常 外科の入院中に意識障害を起こす患者さんは意外に多くみられます 228
低Na血症は頻度が高い印象 228
低Na血症の原因の考え方 229
外科患者さんに多くみられる原因はMRHE(鉱質コルチコイド反応性低Na血症),ARBなどの利尿薬,不用意な3号輸液点滴 229
高齢者ではアルドステロンに対して腎臓の反応が悪い 229
入院してきた高齢者にいきなり3号輸液を点滴をするのも,同様に希釈による低Na血症を引き起こすので要注意 229
ところでMRHEやCSWHと,SIADHは見分けがつかないことがあります 230
低浸透圧性低Na血症(<280 mOsm/kg) → ほとんどこれ 230
高浸透圧性低Na血症(>295 mOsm/kg)→ わかりやすいが稀 231
服薬を確認するとARBが入っていた 231
高Ca血症 ⇒ 〈原因〉がんの骨転移,副甲状腺機能亢進症,サルコイドーシス,腎不全,ビタミンD製剤 233
低Ca血症 ⇒ 〈原因〉大量の輸液,輸血によるクエン酸中毒,副甲状腺機能低下症 233
外科では何といっても甲状腺切除後の副甲状腺機能低下が問題となります 233
高K血症を見つけたら時間との勝負 234
不整脈を確認したらグルコン酸カルシウムの静注を 234
ぼそぼそと「グルコン酸カルシウム1筒ちょうだい」と一言 235
なんとかするに決まってんだろう●〜*## などとは決して口に出さずに 235
腸管のむくみによるコンパートメント症候群 235
採血時の問題である偽性高K血症は最も多くみられ,除外が必要 235
急性の高K血症ではその数値は低くても心筋障害が発生しえます 237
しゅうじゅ 周術期の血液異常 例えば血小板や白血球が極端に減少したら「まずい! なんか起きた」と冷や汗をかきますよね 247
術後治療中に血小板減少を経験することは多く,まず偽性血小板減少を考え,次に薬剤性と敗血症の持続を検討してみることで解決することがほとんど 247
生命予後にかかわるHIT(ヘパリン起因性血小板減少症)はヘパリンの使用歴に気づくかどうかにかかります 247
敗血症患者ではDICに至らなくても血小板減少が発生することがあります 247
感染症によりマクロファージが活性化され,その食作用により血小板減少が引き起こされる 247
HITでは出血よりもむしろ静脈系の血栓(肺梗塞>心筋梗塞,脳梗塞)が問題 248
周術期にヘパリン投与を15日間行ったところ, 大腿に出血斑が認められるようになり 248
血小板数が60万程度の増多は,手術と感染症が原因であることが多く 249
100万を超える場合は感染症の合併や脾摘術後,悪性腫瘍の存在が原因となることが多い 249
血小板増多症のときは偽性高K血症が起きやすいことは知っていますか? 250
彼の国のレベルの高さ 250
高齢者は術後に薬剤や炎症が原因で好中球減少となる症例が多いのですが,原因がわからず結構焦ります 251
好中球減少〜原因は抗菌薬? 251
好中球が増加したら細菌感染だろうと考えますが,それだけではありません 252
抗凝固療法中の患者さんに対する手術 253
手術を担当する立場からすると“勘弁して!”としょっちゅう言いたくなります 253
なんとPT-INR 10! 254
自分ではあまり飲みたくないです 255
しゅうじゅ 周術期呼吸器イベント発生の予測 階段を2階分上ってもらおう…循環器と一緒だね 186
55 pack-yearかつwheezingが聞こえるようだと尤度比156!で…確実にCOPD 186
胸鎖乳突筋,中斜角筋が発達していませんか 186
亀背高齢者 188
しゅうじゅ 周術期脳梗塞の発生 脳梗塞による単麻痺を末梢神経障害と見誤らないようにする 258
術後は麻酔の影響,鎮静薬の投与などで神経学的異常を見つけるのが困難 258
手のしびれを訴えた時点で腱反射を含めて身体所見をしっかり確認できたはず 258
専門外のリスク評価ができない医者であったことを露呈した痛恨の1例 259
このとき,筆者はspecialistではなくlocalistであった 259
抗血栓療法やスタチンの投与を行いリスクを減らすべきです 259
小さめの手術だから安全だろうというわけにはいかない 259
内頸動脈の血管雑音は55歳以上では14%にも聞こえるとされており,あまり参考になりそうもありません 259
脳梗塞との鑑別疾患…術中に発生する上肢の神経麻痺 261
尺骨神経麻痺は術後4日目(2〜7日)あたりに最も多い 261
尺骨神経麻痺は術後4日目(2〜7日)あたりに最も多い 261
術翌日の上肢のしびれという訴えは末梢神経麻痺と断定するにしては時期が早く 261
しゅじゅ 手術室 ――がなごむかもしれませんね(^.^) 83
――に入る作法 88
しゅじゅ 手術創は腹腔鏡下手術が増えてきたので気をつけないと見逃します 20
しゅじゅ 手術における予防的抗菌薬投与 大腸がんを専門にする外科医たちが臨床試験をしながら短縮してくれたのです 295
じゅつご 術後 ――合併症必発 45
――の心不全は――2〜3日目に頻度が高く 47
――輸液の計算 56
――24〜48時間で縫合部は上皮化し閉鎖が完了する 75
――4日目以降の突然の高熱 75
じゅつご 術後肝機能障害 術後にAST,ALTが上昇することはとても多い 329
多くは薬剤性で抗菌薬が多い 329
肝炎型と胆汁うっ滞型がありそれぞれ原因となる薬剤が推定できます 329
ischemic hepatitis(別名:shock liver) 329
事なきをえましたが焦りました 330
もともとNASH,NAFLDが合併している 330
じゅつご 術後感染症 消化器外科医の仕事の1/3は感染症との戦い 297
合併症としての感染症が発生するとその原因は自分だと術者は受けとります 297
手術部位感染(SSI)にかかわる患者因子・手術因子と対策 298
以前は大学病院でも手術前日にカミソリで剃毛していましたが,最悪です 298
腹腔内の感染は,培養結果で検出されていなくても“嫌気性菌が含まれるはず”と考える 299
広範な腹膜炎として敗血症になっているようならば抗菌薬単独では治癒できず,すぐにドレナージが必要 300
術後に膿瘍が形成されるということは,手術中に留置したドレーンはすでに役立たずになっているということ 300
術中に留置したドレーンの培養結果の評価は難しい 301
メトロニダゾールは膿瘍への移行性が良好で,さらに酸性環境下で活性が上昇すると言われています 302
Clostridioides difficile(CD)腸炎のリスク 302
CD腸炎を疑ったらグリコペプチド系のバンコマイシン0.5〜1 gを1日4回に分けて経口投与,軽症ならメトロニダゾール(フラジール®)を経口投与してしまう 303
フラジール®膣錠を直腸へ入れてしまう 303
ハリソン内科学にもUpToDateにもMRSA腸炎の項がありません 304
胆嚢炎,総胆管結石症に対する手術では,術前からの感染のために創感染が発生しやすい 304
胆管空腸吻合術や膵頭十二指腸切除術では術後胆道系感染が多いのではと予想されますが,思いのほか少ないのが実感 304
腸内細菌が主な原因で嫌気性菌は必ずいる 304
胆汁性の腹膜炎は,もともと菌体量が少ないこともあって,じわりじわりと炎症が強くなってくる印象がある 305
優しく外科医を見守ってあげてください(^-^; 305
最初に誤嚥による腸内細菌,緑膿菌感染を考える 305
ベテラン看護師は身体所見上,口腔内の食物残渣や舌苔の有無,構音障害,失調,不随意運動の有無などをみて誤嚥に対して注意を払ってくれます 306
肺炎か腹腔内感染か臨床的にわかりにくいときに,もし喀痰のグラム染色で白血球が多数みられれば誤嚥性肺炎に軍配が上がります 306
体温,血算,X線,CT写真で経過を判定するのは間違いのもとで 307
まずは患者さんのベッドサイドへ行って,痰や咳が減ったか聞きましょう 307
カテーテルを留置していると1日あたり5〜10%の割合で細菌尿が増加 308
突然のスパイク型の高熱で震戦を伴う.でもわりに元気な 308
中心静脈(CV)カテーテルを抜くか迷うとき 309
血液培養が陰性にならない,48〜72時間治療しても解熱しない場合は,CT,頭部と椎体MRIを検討 310
易感染性患者の不明熱の原因 310
こじれた外科入院患者は全員この条件にあてはまりかねません 310
後々問題になりやすいのは眼内真菌炎の合併 310
β-Dグルカンの特異度,感度には問題があるので信用しきれません 310
じゅつご 術後・がん性疼痛 眉間の縦じわ,腕を含めて身動きをしない 339
behavioral pain scale(BPS) 339
がん疼痛の薬物療法に関するガイドラインを参考に 340
じゅつご 術後急性腎不全が発生したら… 周術期に造影剤を使う場合は,可能ならば急性腎不全の予防策として生理食塩水1〜2 Lを輸液します 226
NSAIDsを術後の鎮痛に使うときは利尿期になったのを確認してから使用 226
以前によく使用された低用量のドパミンには腎保護作用はない 226
急性腎不全では,輸液量,K,栄養補給,アミノ酸バランスなど気を配り続ける必要がある 227
じゅつご 術後呼吸状態のチェックポイント 呼吸数の報告がない場合は必ず確認を! 193
ダウン症においては常に舌を口から出していることがあり,巨舌による換気不全を術前に予測しておく必要がある 193
呼吸不全の最も多い原因は分泌物,喀痰による部分的な換気不良,すなわち“換気/血流比の低下”です 194
高齢者では弾性力の低下に伴って細気管支の呼気時の閉塞部分(closing volume:CV)が多くなります 194
酸素需要は発熱や術後振戦により術前の170%ほどにまで増加することがあります 195
手術直後から1日目:換気不全が多い! 195
手術が終わって抜管し病棟へ戻るところからのチェックポイント 195
翌日以降の呼吸不全は診断に時間をかける余裕があります 195
まさかと思ったが硬膜穿孔による呼吸筋抑制なんてのも起きるんだという経験 196
手術直後の換気障害に対する初期治療 197
ところで酸素投与はいつ中止するのか? 198
術後2日目から:肺水腫/心不全が多い! 199
経験豊富な優秀な看護師から「患者さんが溺れていますよ」ってコールがあります 199
よっぽどひどくなければピンク色の喀痰にはなりません 199
基本的な身体所見で患者さんの変化を早期に把握する医師の姿勢が患者さんを救う鍵に 199
門脈圧亢進症があったうえでの呼吸不全なので肝肺症候群が合併した可能性もある 201
血液ガス分析は腹膜炎術後などでアシドーシス評価をくり返す場合には採血の簡単な静脈血でOK 201
SpO2とPaO2の関係を知っておくと結構便利 202
じゅつご 術後せん妄 錯乱の原因の1つが幻覚であり,怖くないということを術前によく説明しておく 265
…医師免許もっておりますがと言いかけてやめておきました 265
どんなふうに見えていたかは怖くて聞けなかった(^_^;) 265
典型的には夕暮れ症候群(sundowning)として夜間に悪化 266
主治医は知らず当直の看護師が大変になるパターンが多い 266
外科医の顔が犬に見える.しかも全員,別の犬種 266
幻覚が見えた場合も心配がない,害はない,1週間ほどで自然に治りますと説明しておくことが必要 266
じゅつご 術後の循環器評価 まず疼痛管理不良,そして呼吸不全,循環不全 160
4日目以降ならば縫合不全も検討 160
硬膜外麻酔の効果 160
市中感染症などと違ってウイルス感染はほぼ認めません 160
合併症のない術後のバイタルの例 160
じゅつご 術後の創ドレッシング 75
じゅつご 術後の発熱 3日目までの発熱は術後に起こる生体反応なので問題なし 283
発熱の原因は5つのWで探す 283
非感染性の発熱 283
薬剤熱は外科では感染症治療に手間取った患者さんに多く経験します 284
じゅつご 術後のめまい killer vertigo(←造語です) 262
あっという間に致命傷になりかねない前失神=出血を否定する 262
HINTS(head impulse test-nystagmus-test of skew)を試して中枢性=梗塞を否定する 262
眼球運動の異常を確認するHINTSの出番 262
経過時間,回転性,動揺性などの違いはBPPV以外の鑑別には役立たないことが多い 263
耳鳴,難聴があってもメニエールとは限りません 263
前下小脳動脈(AICA)の障害による橋梗塞の可能性 263
じゅつご 術後乏尿と急性腎不全 乏尿(0.5 mL/kg/時)が6時間以上続いたり,Cr 0.3 mg/dL 以上の上昇をみたら急性腎不全を疑う 223
術後によくみられる乏尿の多くは生理的な反応です 223
乏尿,無尿という報告を看護師から受けたら,筆者は患者さんの頸静脈を診て,腋窩を触り,下腹部を触診しています 223
せん妄になった男性患者が導尿カテーテルを引っ張って尿道の途中に留まっていることがあります 223
腎前性腎障害のリスクは循環血漿量が少ない時期でのNSAIDsの使用が代表的 224
急性尿細管壊死は虚血と薬剤が原因となることが多い 224
腎後性として単純にフォーレカテーテルの血栓などによる詰まりがみられることがあります 224
術後乏尿の主な原因である循環血漿量の低下をどうやって見分けますか 224
術後の生理的な乏尿であればレニン-アンギオテンシン-アルドステロン系の作用によりNaと水分は再吸収され,尿中Naは低下します 225
結膜の浮腫がサードスペースへの水分貯留を示すことがある 225
じゅつぜ 術前からの透析患者への対応 透析患者に対する意識は周術期の点滴量を減らすことにのみ向きがちだがそこが1番ではない 221
透析から心筋梗塞に至る一本道があると考えよう 221
周術期に輸液された水分は血管内や細胞外液とは平衡関係のないサードスペースに取り込まれてしまいます 221
術後疼痛ではアセトアミンフェンとフェンタニルが使いやすい 222
じゅつぜ 術前にHbが9 g/dLを切っていたら 45
じゅつぜ 術前にタバコを4週間以上中止することでSSI(手術部位感染)は減少 78
じゅつぜ 術前にチェックすべき呼吸器疾患 COPD,肺線維症,閉塞性睡眠時無呼吸症候群,喘息をチェックする 189
冠動脈バイパス術,肺切除術,食道がん手術は合併症が多くスパイロメトリーの結果に注意が必要 189
大腸穿孔などの腹膜炎手術では呼吸不全が必発です 189
時間の影響がとても大きい 190
肺線維症と急性増悪 190
肺炎の有無にかかわらず大量の喀痰が出始める→そこに低酸素によるせん妄が加わる→身体抑制をせざるをえなくなる 192
睡眠時の無呼吸が多い患者さん 192
喘息は術前にコントロールできれば,術後呼吸器合併症の原因にはなりません 192
じゅつぜ 術前に把握すべき身体所見 44
じゅつぜ 術前の循環器評価 タバコ好きのメタボの中高年男性は超高リスク 157
高齢で心不全が心配なら心エコーを循環器医にお願いする 157
心筋梗塞の予測はできない 157
脳,心臓,腎臓,糖尿病を患っていたら負荷心電図を行おう 157
RCRIを中心に詳しい術前評価 157
患者さんが2階分階段を上って平気ならば手術は安全と言えます 158
検査を引き受ける循環器内科医からは評判が悪い 159
たとえ手術の数時間前であってもスタチンを投与する 159
じゅつぜ 術前の腎機能評価 高齢の患者さんが増えたのでCr 1.5mg/dLなんて普通 220
症状のない腎機能障害は手術中止の理由になりません 220
呼吸管理を行いながら経過をみよう 256
敗血症性脳症 256
じゅんか 循環器合併症 心不全と心筋梗塞が多い 156
術前,擬似的に再現する 156
手術の前に最低4 METs(階段1階分) 156
心不全:術後3日目が発症のピーク 156
心筋虚血:術後1〜4日目が多く 156
不整脈:術直後より発生し得ます 156
7 METs程度(階段2階分)はほしい 156
じゅんか 循環器系薬剤 「3」という数字がカギになる薬品が多い 152
アドレナリン 152
心肺蘇生には 152
硝酸薬 152
心不全に 152
ノルアドレナリン 152
敗血症性ショックの第一選択薬で 152
ドブタミン 152
腸管虚血やうっ血性心不全などによる急性循環不全 152
ニカルジピン 152
くも膜下出血などの高血圧性緊急症 152
グルカゴンは内視鏡室に置いてあることが多い 152
腸管虚血などでショックの場合 154
少量のアドレナリンで血圧低下 154
…知らなかったでしょ (^-^; 154
術前の服薬中止,再開時期 154
じょうこ 上行結腸の便は粥状のことが多く,通常触れない 31
じょうち 上腸間膜動脈閉塞 33, 35
じょうみ 静脈(門脈)の閉塞の有無 35
しょくし 触診と併せてみるX線上の大腸の所見ポイント 31
しょしん 初診時に注意すべき点 53
しょっく ショックにまでなっているのに診断がつかない!という窮地に追い込まれたときに思い出してください 36
じんこう 人工呼吸管理 再挿管の閾値は低めにすべき 208
判断が遅れて緊急で再挿管というのが最悪 208
研修医には荷が重い 208
CMV,SIMV,ASV ⇒ 術直後,患者さんの覚醒が悪いときに使うモード 209
理解は難しいが,何も考えずに使えてしまうASVモードについて 211
PSV ⇒ 自発呼吸のあるときに使う 211
PEEPを上げるのに合わせて肺コンプライアンスも増加しているうちは過膨張はないと判断してOK 211
肺水腫に対してはPEEPは無効 211
ARDSで自発呼吸があるときなどはpSIMVを選択 212
weaningが可能と判断する条件 212
weaningできないときは原因を探す 213
抜管の失敗は喉頭浮腫,多量の気道分泌物が原因であることが多い 214
抜管後にstridorを聴取する患者さん 214
すいちょ 垂直に上でなく左方向に針糸を引いたほうが安全 67
すてえぷ ステープラーで皮膚を閉じる場合は創の方向に緊張をかけながら 73
ずぼんの ズボンのベルトをはずすように指示できるか否か 29
すまあと スマートフォン内の電話と計算機のキーパッド 89
せいしつ 性質(Q)と部位(R)から分類した自発痛の原因 34
せいちゅ 正中線に沿ってマーキングともいえる一列だけの体毛の並び 71
せきをし 咳をしてもらって痛みが増強するか 28
そうしゅ 双手診でデコボコの腎下極を触れる 26
そうしょ 創傷処置 75
そうしょ 創傷治癒遅延の原因 51
そうしょ 創傷治癒の阻害因子 78
そうしょ 創傷治癒のタイムライン 78
そけい, 鼠径,大腿ヘルニアを見逃すと,外科医に叱られるので気をつけて 18
そけいへ 鼠径ヘルニア 大腿のつけねが腫れているんですけど… 91
ズボンのベルトをはずして視診できるかどうか 91
たぶんちょっと押し込んでみたくなるはずです 91
その日は必ず入院して腹膜炎にならないことを確認 91
整復できた! と喜んでも偽還納になっていることがあります 91
シャッターメカニズム 93
腹腔内圧の高くなりそうな肥満はヘルニアになりにくい 93
妊娠中に見られた――と間違えやすい静脈怒張 93
閉鎖孔ヘルニアは高齢の女性で痩せた方が腸閉塞症状で受診した場合に,鑑別 93
腸閉塞症状とともに腹痛が最初から認められます 94
閉鎖孔ヘルニアでは腸閉塞症状が主で腹痛はみられないか,遅れて出現 94
腸は広範囲の虚血,ねじれ,拡張があるとはじめて強い痛みを出す 94
陰嚢水腫は――と鑑別しがたいときがあります 94
ペンライトで光をあてれば一発鑑別 94
へルニア根治術 95
鼠径部切開法 95
mesh plug法 95
膜の理解に役立つ 101
幾層にもなった膜を1つ1つ確認しながら手術を経験してください 101
そのたの その他の薬剤の使い方 術後の不快な消化器症状(蠕動不全,ダンピング,嘔気,消化不良)に対応する薬剤 342
胃・小腸を動かす薬 342
術後にいつまでたっても腸が動かなくて困るとき 342
食事直後の腹痛や顔の発赤 342
ヒスタミン分泌は生体において,外界と内部環境の境(皮膚,消化管粘膜,気道系粘膜のすぐ内側)で引き起こされます 342
腹部手術後には腸閉塞でなくても嘔気を訴えるケースが多くみられます 343
消化不良は膵外分泌機能低下時に高脂肪食を摂取すると発生 344
単身赴任先ではてんぷら,揚げものを食べないようにと説明して診察を終了 344
だいしゅ 大手術後,2日目あたりに利尿期として前負荷が大きくなります 46
たいせい 体性痛を伝えるAδ神経線維は有髄で伝達が速く 33
だいたい 大腿ヘルニアはヘルニア門が小さいので徒手整復は早々に諦めたほうが無難 30
たいりょ 大量出血での対処 出血が外科的に制御可能になるまではFFP,凝固因子,血小板の投与は無効 243
術後,数日目の出血ならば再開腹.1週間以上経っていたら血管造影下で止血 244
私,助かりますかね? 245
緊張感のある不安気な表情 245
1人あたりの血液(成分)は20単位あると考える手もあります 246
ただのご ただの拷問である 19
たんのう 胆嚢炎 手術の途中で逃げを打つ判断とそのテクニックを迫られる手術 114
かつて胆石発作と呼んでいたもの 114
こちらから聞かないと訴えてくれません 115
術前に穿孔している,壊疽性であるとわかった場合などは救命のため緊急手術すべき 115
手術合併症 116
胆管損傷を疑う術後のチェックポイント 116
ERで診るとき,急性胆管炎と――の違い 117
結石の種類 117
ちゅうし 中心静脈圧は心房の位置からこの頸静脈波形の見える限界の高さまでの距離 46
ちゅうす 虫垂炎 翌日できる医者と言ってもらえるかも(^.^) 102
夜間原因のわからない腸炎症状で来た患者さん 102
ベテラン外科医の頭のなかの診断項目もこんなものです 103
糞石の嵌頓がきつい症例の場合 103
この見事なエコー写真 103
これが上行結腸でその下端(ガスエコーが途切れるところ)に虫垂根部があるはず 104
関連痛について 105
もともと虫垂のあった場所,すなわち臍周囲の鈍い痛み 105
関連痛について 105
虫垂切除術 107
外科医にならなくても,一生使える技術 107
ちゅうす 虫垂が後腹膜側,腸間膜の背側に隠れているときは,この圧痛は陰性 29
ちょうか 腸管外からの炎症なので腸管壁は直線状の肥厚や断面が三角形などになって見えます 38
ちょうし 聴診器を恥骨に当ててスクラッチテストしたら9 cmもあって膀胱がパンパン 27
ちょうへ 腸閉塞 外科の入院患者のなかに常に必ず1人は小――の患者さんがいる 132
1番堪えます 132
右側結腸の閉塞を見逃しているとバウヒン弁との間で腸詰めのようになり 132
はしご状 133
聴診は評価が難しい 133
水琴窟のような音 133
診断・治療のフローチャート 133
腋窩,口腔内を触診して脱水かどうか推測することが重要 134
大腸にガスがないことを確認 134
捻転により腸管や腸間膜の血管が渦巻状を呈する 134
腸管が鳥のくちばし状を呈する 134
腸管の離れた2点が1カ所で絞めつけられ一部の腸管が閉鎖腔となる 134
下大静脈も確認 134
麻痺性イレウス 134
小――患者を見たら最初にすべきなのが輸液 136
頸静脈の拍動と患者さん本人の口渇感,腋窩,口腔粘膜の乾燥具合も参考になります 136
イレウス管排液量はあてにしないほうが無難 136
経鼻胃管は手術前に必要 136
手術を予定しないのならば,イレウス管 136
その手術ちょっと待った! 137
癒着部位が1カ所であることはむしろ少なく 137
剥がしたところはすぐに再癒着 137
30年たっても再発はみられ 137
ていある 低アルブミン血症が起きたばかりなら数秒で戻ってくる 49
でんきつ 電気つけて! といわれたら 83
でんきめ 電気メスに付属するアースに消毒薬をしみこませないように 88
てんてき 点滴したら腎後性腎不全をつくってしまうところであった 28
とうごう 統合失調症 困ったなと我々が感じる陽性症状というのはそもそも――患者の病歴のなかでは短い期間にみられる 277
翻意するときはじつにあっさりと潔く 278
――と生きる 279
とうこつ 橈骨動脈の拍動が弱く,心拍数が増加し,末梢が冷たい所見がみられる 47
とうにょ 糖尿病 ――や高血圧,脳梗塞などの併存疾患や常用薬,栄養状態についてはほぼノーマーク 53
術直前の――(DM)コントロールを頑張っても感染のリスクを減らすのは困難 78
――のコントロールはスケール対応でよいですか? 150
とうにょ 糖尿病の周術期管理 術前・術後でインスリン持続点滴(1 U/mL)を開始した後の調整法 324
術後はカテコラミンが分泌されるのでどうしても高血糖になりやすい 325
スライディングスケール管理 326
高血糖緊急症への対応 328
とうよか 投与カロリー ――の目安 49
――の把握とタンパク質の評価(窒素バランス) 50
どうりょ 同僚医師もわかっていない 89
とくにひ 特に脾臓は,触れれば異常 19
どこをお どこを押しても苦しそうな顔 35
とりにく 鳥肉を食べた後 40
ないぞう 内臓痛を伝えるC神経線維はゆっくり 33
なぜいじ なぜ維持液と呼ばれるのか不思議ではないですか 57
にょうま 尿膜管遺残・膿瘍 23
にんちし 認知症 術後とにかく早く退院させる 268
自宅でのルーチンワークが最高の治療 268
Mini-Cogは2分ほどで済み,準備も必要ないので便利です 268
問題は周辺症状です 269
リスペリドンは副作用が多いので注意が必要 269
抑肝散には甘草が含まれているので,浮腫,低K血症に注意が必要 269
周術期に――が悪化した場合,特に周辺症状の陽性症状(看護への抵抗など)が出た場合は,精神科にコンサルト 270
にんぷ 妊婦で下痢に加えて頭痛,筋肉痛,頸部硬直を呈する場合はListeriaをまず疑う 40
はいけつ 敗血症・ショック 318
ER,ベッドサイドでは臓器障害の有無をquick SOFAで判定 319
網状皮膚,CRT(毛細血管再充満時間)>3秒,末梢冷感,ARDS,尿量低下もチェック 320
血圧が下がったり,血液ガス検査で乳酸値が異常だったら10分刻みで診断・治療を開始 320
緊急事態に対する脊髄反射的な治療 320
抗菌薬はその投与が1時間遅れるごとに死亡率は7.6%上昇 320
1回換気量は300 mL台にして肺保護を図る 321
末梢組織の血流を阻害させず乳酸アシドーシスを避けることが,重症敗血症治療にとってキーポイントである 322
血清乳酸値を指標とし,これを2時間以内に20%改善させる 322
はいぶ 背部の日光過敏症 23
はしょう 破傷風予防 外来で外傷をみたら 323
深い刺創,ほかの菌の同時感染創,壊死創などに発生 323
破傷風感染の可能性が高い創 ➡ テタノブリン®,破傷風トキソイドを両方使用 323
DPT(三種混合)ワクチンを3回打っていればともに必要はない 323
ただしワクチンを3回接種済みでも5年経過以降ならば,トキソイドを使用 323
はたけし 畑仕事などしているか 53
はだにふ 肌に触れる側の手指を手前に引くとわかりやすい 26
はりをは 針を運ぶわけです 65
ひっしゃ 筆者の場合,親指と中指を回してつくる輪の長さが17 cm 48
ひふきん 皮膚筋炎では一般人口の約5倍の頻度で 22
ひふはが 皮膚は外翻気味に出来上がるようにします 73
ひんけつ 貧血 虚血性心疾患合併を疑った場合は,どんなに悪くてもHt>29%,Hb 10 g/dLは確保して手術に臨むべき 239
手術と関係ない――に対する輸血は,Hb 7 g/dL以下になった場合に開始し,Hb 9 g/dL以下の範囲で維持するのが望ましい 239
ふくくう 腹腔穿刺 研修医が行うべき観血的手技 138
できればエコー検査 138
ふくくう 腹腔動脈,上腸間膜動脈に狭窄がある場合 24
ふくすい 腹水 ――が少量ならエコーを行いましょう.慣れれば100 mLでも確認できます 28
ふくつう 腹痛 ――であっても,秒単位,分単位で突然ショックになるようなときは,まず心筋梗塞,肺塞栓,大動脈解離などを除外 32
――は腹部以外から考えはじめます 32
わかりづらく危険な―― 35
鑑別が思いつかないときに考える稀な―― 41
ふくでん 腹電図がほしい 33
ふくぶあ 腹部アンギーナ ―― 35
食後に腹痛がないか(――) 24
ふくへき 腹壁血腫ではValsalva手技または頭部,下肢を上げた状態で診察 19
ふくまく 腹膜炎では吸気時に腹部が動かないことがある 20
ふくまん 腹満 ――があってなおかつ,右下腹部で濁音の場合 18
へこんでいないのは腹部膨満の証拠 20
ふしゅの 浮腫の診察 48
ふじんか 婦人科疾患は最初に外科に受診することがあり要注意 37
ふつうは 普通は肋弓は吸気時に上外側に開きますが,逆に引き込まれます 45
ふみん 不眠 手術翌朝,患者さんに最初に聞くのは「眠れましたか?」にしています 272
よく眠れなかったと言われたら,痛み止めが不十分なことが多いのです 272
へいさこ 閉鎖孔ヘルニア ――は膝を曲げて内旋すると大腿内側に痛み,しびれが出るHowship-Romberg徴候 30
へいふく 閉腹 73
へいふく 閉腹創は24〜48時間で上皮化が完了 78
へそのし 臍の下からスクラッチをはじめて恥骨上縁から7 cmほどで音が大きくなったら残尿量が数百mLもある 27
へそのし 臍の下の丹田に力を込め両脚を踏ん張って対応してください 85
べっどは ベッドは患者さんがお金を払って確保しているプライベートスペースである 25
へるにあ ヘルニアで重要な内鼠径輪 26
べんはや 便は軟らかく,しかも便器のなかですぐバラバラになる 52
べんぴ 便秘 医者も患者さんも苦労している 336
2016年に改訂されたRomeⅣ基準が有用 336
左側臥位で怒責してもらうと会陰が4 cm以上膨らむ 336
多くは結腸の通過遅延 336
腹筋が弱っているため腹部が前に出てしまっています 336
甲状腺機能,血中Caは測定しておくべき 336
高齢者の中には菓子パンを好む方がおられます 337
排便姿勢:直腸・肛門角が直線化 337
ほうごう 縫合 ―― 65
――練習 69
余裕があれば皮膚――の前に真皮――を加えましょう 73
ほこうか 歩行開始直後の呼吸不全に注意 55
ぽんと1 ポンと1回で済ます 18
まねをす 真似する気にはなれません 38
まゆげを 眉毛を剃るのは禁忌 74
まらすむ マラスムス 51
みけんの 眉間の縦じわなどの表情を中心に注意してみていく 55
みゃくあ 脈圧低下があって心尖拍動部位から拡張が疑われれば左心不全の存在を疑います 47
むおんだ 無音だと思っても数分間我慢して聴診 24
め,かお 眼,顔色,手掌線,首筋をみて貧血の治療を考慮 46
めえかあ メーカーから資金提供を受けているわけではない 52
もんみゃ 門脈ガス塞栓 37
やわらか 柔らかい腹壁越しに硬いものを感じる 26
ゆうもん 幽門輪温存膵頭十二指腸切除 消化器外科医として1つの達成点 118
すべての目的が膵液漏の根絶 118
非切除の検討対象 119
膵液漏の差はなくても,体外に出るカテーテルが少ない 119
チェックすべきはドレーン排液中のアミラーゼの値 121
あまりに白濁するときは膵液漏に注意 121
ソマトスタチンアナログ 121
NCDデータ解析をみると膵切除で最も感染症が多く 122
“ドレーン排液が汚い”“ドレーン排液のアミラーゼが高い”“発熱が続く”“腹部が硬い” 122
ひどい脂肪肝になることがあります 122
ゆえき, 輸液,電解質,膠質液 57
ゆけつの 輸血の一般的な副作用 大量輸血では輸血前用検査検体はもはや患者さん自身の末梢血液を反映しません 242
ゆけつの 輸血の注意点 血液がない! ⇒ 生理食塩水,膠質液,異型輸血の順で救命しよう 240
A,B,O型の患者さんであれば交差適合試験が間に合わなければ,まずO型赤血球液を輸血してしまうことも選択肢 240
ようじの 幼児の場合は重宝します 77
よりとお より遠くで作業できるようにつくられている 80
りにょう 利尿期の評価 58
りょうて 両手の親指と人差し指でつくる輪で大腿部を回した 48
わからん 「わからんなぁ」なんて言っているうちに,血圧が下がりショック 33
わかりづ わかりづらく,しかも重症化する疾患をまずチェック 33

著者プロフィール

市原 真(Shin Ichihara)
JA北海道厚生連 札幌厚生病院病理診断科 主任部長
twitter:
@Dr_yandel
略  歴:
2003年 北海道大学医学部卒業,2007年3月 北海道大学大学院医学研究科 分子細胞病理学博士課程修了・医学博士
所属学会:
日本病理学会(病理専門医,病理専門医研修指導医,学術評議員・社会への情報発信委員会委員),日本臨床細胞学会(細胞診専門医),日本臨床検査医学会(臨床検査管理医),日本超音波医学会(キャリア支援・ダイバーシティ推進委員会WG),日本デジタルパソロジー研究会(広報委員長)
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