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【スマホで読める実験医学】白血病関連ASXL1変異が動脈硬化を促進するメカニズム
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白血病関連ASXL1変異が動脈硬化を促進するメカニズム
Mechanism by which leukemia-associated ASXL1 mutations promote atherosclerosis
Sato N, et al：Nat Cardiovasc Res, 3：1568-1583, 2024
Naru Sato1）2）/Susumu Goyama1）/Toshio Kitamura2）3）：Division of Molecular Oncology, Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo1）/Molecular Pharmacology of Malignant Diseases, Graduate School of Pharmaceutical Sciences, The University of Tokyo2）/Institute of Biomedical Research Innovation, Foundation for Biomedical Research Innovation at Kobe3）（東京大学大学院新領域創成科学研究科先進分子腫瘍学分野1）/東京大学薬学部分子腫瘍薬学社会連携講座2）/神戸医療産業都市推進機構先端医療研究センター3））
10.18958/7737-00003-0006040-00
クローン性造血は，遺伝的変異をもつクローン血球が加齢とともに増加する現象であり，心血管疾患の新たなリスク因子として注目されている．白血病関連ASXL1変異はクローン性造血で高頻度にみられる変異の1つで心血管疾患リスクと相関するが，その因果関係は不明だった．われわれはASXL1変異が慢性炎症を介して動脈硬化を促進するメカニズムを初めて明らかにした．
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