スマホで読める実験医学
550円

マウスのAI行動解析システムSHIGUSAを用いた解析

村田幸久,小林 唯,福田将大,大崎真里亜,余田修助,木田美聖,大森啓介

ここまでで紹介してきたように,われわれはケージ内で飼育されているマウスやラットの,自発運動やひっかく,毛づくろい(グルーミング)をする,食べる,飲む,立ち上がる,といった行動を,上部から撮影し,機械学習モデルにより再現性・客観性高く検出する技術の開発を行ってきた.これらのケージ内のマウスが一般的にとる行動のすべてを,それぞれの質や量,他行動への遷移率などの数値として捉えれば,マウスの心と体の変化の全容を捉えることができる.これを広く皆さんに使用していただくために,マウスを対象とした撮影と転送,一般行動とエソグラム行動解析が可能な汎用システムSHIGUSAを株式会社リヴァンプとともに開発した.本稿ではSHIGUSAの仕様と使用方法,得られるデータについて紹介したい.

この記事は有料記事です

(残り約14,500文字)

  • 【スマホで読める実験医学】マウスのAI行動解析システムSHIGUSAを用いた解析
    550円

関連書籍

実験医学別冊 最強のステップUPシリーズ 知識ゼロから始める AIによる動物行動解析

知識ゼロから始める AIによる動物行動解析

動画から動物の心と体の変化を客観的に定量する

  • 村田幸久/編
  • 定価:7,920円(本体7,200円+税)