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【スマホで読める実験医学】問いをつなぎ,研究の未来を育てる
550円
大学院時代に出会った頭部発生への問いは,神経堤細胞,転写制御因子Pax6,大脳皮質の神経新生へと広がり,さらに父親の加齢が精子のエピゲノムを介して次世代の脳発達に影響するという研究へつながった.研究の道筋は,最初から描かれていたものではない.人との出会い,予想外のデータ,そして社会から投げかけられた問いによって更新され続ける.東北大学の名誉教授となった今,日本学術振興会で研究者を支える立場に移りつつ,なお新しい研究課題を追っている.最終講義は終点ではなく,問いと役割を組み替える節目である.発生・発達・加齢を貫く私の研究史を振り返り,その先に見えてきた挑戦について考えたい.
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