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【スマホで読める実験医学】「サイエンスは究極の遊びである」:脱優等生が切り拓く科学立国の未来
550円
近年,わが国の科学技術政策は,5年計画とKPI(重要業績評価指標;論文数やIFなど)で管理され,科研費も数値成果が評価軸となった.これにより研究成果に対しての短期志向が強まり,長期的な基礎研究は縮小し,大学は「知の共同体」から「成果生産組織」へと変貌した.しかし本来サイエンスの目的は「真実の究明」と「知の拡張」にあり,その原動力は,外から与えられる指標ではなく,内から湧き上がる好奇心と感動である.KPIを過度に意識して自らの興味や直観を封じてしまえば,研究はやがて「労働」へと変わり,ワクワク感は失われる.いまこそ日本の未来に必要なのは,研究者が自分の心に正直にサイエンスを楽しむ,「脱優等生」の精神である.
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