実験医学 1993年8月号 Vol.11 No.13

c-KITとそのリガンド

  • 北村幸彦/企画
  • 1993年07月20日発行
  • B5判
  • 110ページ
  • ISBN 100-0-1993-0800-0
  • 定価:1,650円(本体1,500円+税)
  • 在庫:なし
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c-KITとそのリガンドであるSl因子やstem cell factorなどは,生殖細胞や血液細胞などの細胞の増殖・分化に重要な役割を果たしています.今号では,そのc-KITとc-KITのリガンドに焦点をあてて,特集いたしました.企画は大阪大学医学部病理学講座の北村幸彦先生にお願いいたしました.

目次

特集

c-KITとそのリガンド
企画/北村幸彦
<序文>c-KITとそのリガンド−それは斑入りマウスからはじまった【北村幸彦】
c-KITとSI因子の発生過程における発現と機能【松居靖久】
精子形成におけるSI因子−c-kitレセプターのはたらき−変異マウスを用いた解析を中心に【小清水右一/西宗義武】
抗体投与により明らかになったc-kitの機能−特に色素芽細胞と腸管のペースメーカー細胞の発生について【吉田尚弘/前田ひとみ/西川伸一】
c-KITとPDGFレセプターのミュータント−遺伝子異常と症状の相関【辻村 亨/礒崎耕次/北村幸彦】
造血とstem cell factor/c-kit【中畑龍俊/辻浩一郎】
c-kitを介した白血病細胞の増殖・分化【金倉 譲/振津琢磨】
神経系におけるc-KITの発現と機能【森井英一/平田たつみ】
ニワトリのc-KITとSCF−その構造と発現【櫻井通陽/佐々木えりか/周 建華】

トピックス

CURRENT TOPICS
ras p21と細胞内情報伝達機構【増田忠之/貝淵弘三】
ショウジョウバエの視覚細胞形成におけるRasシグナル伝達系の機能【服部成介】
細胞質分裂の機構−細胞膜のつかみどころ【米村重信】
T細胞の活性化とZAP-70【岩島牧夫】
グルタミン酸トランスポータ一−新しい神経伝達物質トランスポーターファミリーの確立【金井好克】

連載

クローズアップ実験法
ファージランダムペプチドライブラリーのつくり方と応用【西 徹/鶴井博理/佐谷秀行】
総説
アルツハイマー病の遺伝因子【紙野晃人/三木哲郎/荻原俊男】

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  • 【本書名】実験医学:c-KITとそのリガンド
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