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トピックス

脂肪滴と小胞体の出会い!
Arf1/COPⅠ componentsを介して

名古屋大学大学院医学系研究科 鈴木倫毅

肪滴は,脂肪細胞だけでなくほとんどすべての細胞が有するオルガネラである.脂肪滴は,トリグリセリドなどの中性脂質をリン脂質一重膜で覆った特徴的な構造を呈しており,膜上にはさまざまなタンパク質が局在している.

トリグリセリドリパーゼである膜タンパク質ATGL (adipose triglyceride lipase) の脂肪滴への局在には,ゴルジ体からの逆行輸送を司るCOPⅠ小胞が関与していると考えられている.しかし,

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本記事の掲載号

実験医学 2015年1月号 Vol.33 No.1
シングルセル生物学
明らかとなる複雑な細胞社会

渡辺 亮/企画
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