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海の遊牧民から素潜りの遺伝子型が見つかる

東京大学・大学院新領域創成科学研究科 中山一大

南アジアの島嶼部には,“海の遊牧民”とよばれる素潜り漁を生業とするいくつかの少数民族が存在している.インドネシアで生活する海の遊牧民であるバジャウの人々は,重りと木製のゴーグルのみで水深70 m以下まで潜水することができ,日中の労働時間の6割を海中での活動に費やしている.素潜りでは身体が急性の酸素欠乏状態となるので,さまざまな生理応答が起きる.その一つに脾臓の収縮がある.脾臓の収縮は血流中に赤血球を放出するので,急性の酸素欠乏状態に対する適応現象と考えられている.

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2018年11月号掲載

本記事の掲載号

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