News & Hot Paper Digest
トピックス

海の遊牧民から素潜りの遺伝子型が見つかる

東京大学・大学院新領域創成科学研究科 中山一大

南アジアの島嶼部には,“海の遊牧民”とよばれる素潜り漁を生業とするいくつかの少数民族が存在している.インドネシアで生活する海の遊牧民であるバジャウの人々は,重りと木製のゴーグルのみで水深70 m以下まで潜水することができ,日中の労働時間の6割を海中での活動に費やしている.素潜りでは身体が急性の酸素欠乏状態となるので,さまざまな生理応答が起きる.その一つに脾臓の収縮がある.脾臓の収縮は血流中に赤血球を放出するので,急性の酸素欠乏状態に対する適応現象と考えられている.

.....

本コンテンツの続きをご覧いただくためには「羊土社会員」のご登録が必要です.

2018年11月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2018年11月号 Vol.36 No.18
急増する炎症性腸疾患に挑む
腸内エコロジーの理解によるIBD根治への道

長谷耕二/企画

新刊・近刊  一覧

再定義されるタンパク質の常識
脳の半分を占める グリア細胞
患者由来がんモデルを用いたがん研究実践ガイド
決定版 阻害剤・活性化剤ハンドブック
脂質解析ハンドブック
発光イメージング実験ガイド
AIとがん研究 その妥当性、有効性
がん免疫療法の個別化を支える新・腫瘍免疫学
もっとよくわかる!腸内細菌叢
食品衛生学 改訂第2版
がん生物学イラストレイテッド 第2版
HLAと疾患感受性
実験医学 電子バックナンバー発売中
羊土社の電子書籍
プライマリケアと救急を中心とした総合誌 レジデントノート
Gノート