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PARP阻害剤の新たな機序を発見ー治療対象人口が大幅増の可能性

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リ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)阻害剤の分子メカニズムの定説を覆す研究結果が,Molecular Cell誌に2019年7月24日付で掲載された(Kim DS, et al:Mol Cell:doi:10.1016/j.molcel.2019.06.020, 2019).

PARP阻害剤は,2005年の発見以来,損傷したDNAの修復にかかわる酵素であるPARPを阻害することにより,BRCA変異をもつ腫瘍細胞のDNA修復能を低下させ,細胞死や腫瘍の増殖抑制を促す働きがあると考えられてきた.ほぼ10年に及ぶ開発期間を経て,2014年にAstraZeneca社のリムパーザ(Lynparza)がBRCA変異陽性の進行性卵巣がん患者の治療を適応にFDAから迅速承認を受けて以来,複数のPARP阻害剤が卵巣がんや乳がんの適応症でFDA承認を受けている.

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2019年10月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2019年10月号 Vol.37 No.16
AIとがん研究 その妥当性、有効性
ゲノム・エピゲノムから細胞・医用画像まで

浜本隆二/企画
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