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多層オミクス情報の免疫細胞シングルセル空間への投影解析

Integrative projection of multi-layer omics data into the single-cell immune landscape
枝廣龍哉,佐藤 豪,岡田随象
Ryuya Edahiro1)〜3)/Go Sato1)3)〜5)/Yukinori Okada1)3)4)6)7):大阪大学大学院医学系研究科遺伝統計学1)/大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学2)/理化学研究所生命医科学研究センターシステム遺伝学チーム3)/東京大学大学院医学系研究科遺伝情報学4)/大阪大学大学院医学系研究科消化器外科学5)/大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)免疫統計学6)/大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe)7)
10.18958/7851-00001-0006221-00

われわれは,日本人集団235名から150万超の末梢血単核細胞を対象にシングルセル遺伝子発現解析を実施し,生殖細胞系列変異・体細胞変異・HLA多型といったゲノム情報に加え,血漿プロテオームや腸内メタゲノムを統合した多層オミクス免疫細胞アトラス「OASIS」を構築した.多層オミクス情報をシングルセル空間へ投影することで,免疫細胞制御機構を高精度に解明し,自己免疫疾患やCOVID-19重症化の分子メカニズムを明らかにした.シングルセル空間への投影解析フレームワークは,病態解明,個別化医療やゲノム創薬の推進に大きく貢献する基盤となる.

シングルセル解析,mol-QTL,eQTL,クローン性造血,Y染色体喪失

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