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単一ステップで生細胞中のDNAとRNAそれぞれ同時に可視化できるプローブ

Near-infrared RNA–DNA dual-staining method for mapping diverse cell fates in a single step
ストリスノ リナワティ,多喜正泰,有賀克彦
Linawati Sutrisno1)/Masayasu Taki2)/Katsuhiko Ariga1)3):National Institute for Materials Science1)/Institute for Glyco-core Research, Gifu University2)/Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo3)(物質・材料研究機構1)/岐阜大学糖鎖生命コア研究所2)/東京大学大学院新領域創成科学研究科3)
10.18958/7947-00005-0006368-00

何ができるようになった?
細胞老化や種々の細胞死につながる細胞損傷の早期検出は,多くの疾患に対する治療戦略の立案に不可欠である.蛍光プローブTEG8-N14を用いることで,近赤外領域の二重励起でRNAとDNAをそれぞれ同時に読み出し,複数の細胞損傷状態を容易に識別することが可能となった.
必要な機器・試薬・テクニックは?
TEG8-N14は市販されていないため,入手には有機合成を要する.本手法には,640/730 nm励起が可能な共焦点顕微鏡の使用が最善であるが,対応する励起・検出波長を備えたプレートリーダーでも蛍光強度の相対変化の評価には代用可能.

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