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【スマホで読める実験医学】p53を基盤とした免疫療法:p53の活性化と標的化による治療ストラテジー
550円
がん抑制遺伝子p53の活性化はがん細胞に直接的な細胞死を誘導し,免疫原性細胞死や免疫細胞の活性化を介して間接的に抗腫瘍免疫を促進する.一方,遺伝子変異によるp53の機能異常は免疫抑制環境を誘導する.本稿では,野生型p53や変異型p53に関連する免疫制御機構や免疫療法を紹介し,われわれが開発したがん選択的に増殖してp53を発現するアデノウイルスOBP-702を用いた免疫療法を概説する.p53を基盤とした免疫療法は,p53の機能異常を伴う多くのがん患者に対する新たな治療法の開発につながることが期待される.
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