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トピックス

翻訳速度調節機構と疾患
脆弱X症候群の例

東京工業大学大学院生命理工学研究科 田口英樹

DNA/RNAが有する遺伝情報から機能分子であるタンパク質を合成する翻訳反応は生命の営みを支える最も重要なプロセスの一つであることに異論はなかろう.翻訳の素反応の分子機構そのものについてはリボソームの結晶構造解明も含めて多くの知見が蓄積してきている.しかし,翻訳というのはmRNA内のコドンをリボソームが順番に読んでタンパク質を淡々と合成していくというわけではなく,その過程には一時停止(翻訳アレスト)や

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本記事の掲載号

実験医学 2014年6月号 Vol.32 No.9
代謝の主役に踊り出た 骨格筋ワールド
最大の代謝・内分泌器官が制御する全身性メカニズム

藤井宣晴/企画
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