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トピックス

ニッチ細胞の遺伝子変異が発がんを誘導する?
骨芽細胞の場合

金沢大学がん進展制御研究所 高橋智聡

瘍のオリジンとなる細胞が発がん・進展に必要な遺伝子変異を蓄積する以前に,周辺の細胞に遺伝子変異が起こり,それによって生じた周辺細胞由来の細胞増殖シグナルが恒常的にオリジン細胞に入り,発がん・進展を誘導するのではないかと推測された例として乳がんと乳腺ストローマ細胞の関係が挙げられる.乳がんのストローマ細胞からはPTENやp53遺伝子の変異が高頻度に観察されるという.コロンビア大Kousteni博士らの研究グループは,

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本記事の掲載号

実験医学 2014年6月号 Vol.32 No.9
代謝の主役に踊り出た 骨格筋ワールド
最大の代謝・内分泌器官が制御する全身性メカニズム

藤井宣晴/企画
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