News & Hot Paper Digest
  • [SHARE]
  • Send to Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トピックス

静脈グラフトを壊す内皮間葉移行(EndMT)

米国国立衛生研究所 向山洋介

本人の死因の第二位である心疾患は,その多くが狭心症や心筋梗塞である.主に加齢や糖尿病により冠動脈が動脈硬化によって狭窄し.心筋に十分な血液が送られないことにより発症すると考えられる.こうした狭心症や心筋梗塞に対する心臓外科的治療として,冠動脈バイパス術が行われる.これまでバイパス手術に使用するグラフトとして大伏在静脈という大腿もしくは下腿の静脈がよく使われてきたが,1年以内に15%,10年以内に50%の

.....

本コンテンツの続きをご覧いただくためには「羊土社HP会員」のご登録が必要です.

同号掲載の記事

TOP

本記事の掲載号

実験医学 2014年6月号 Vol.32 No.9
代謝の主役に踊り出た 骨格筋ワールド
最大の代謝・内分泌器官が制御する全身性メカニズム

藤井宣晴/企画
サイドメニュー開く