News & Hot Paper Digest
  • [SHARE]
  • Send to Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トピックス

母体免疫活性化により誘導される胎仔脳形成異常の新しい展開

米国国立衛生研究所 向山洋介

娠中期における母体ウイルス感染により母体免疫活性化(maternal immune activation:MIA)が亢進すると,脳形成過程に影響を与えるばかりか,出生後に自閉症スペクトラム障害も伴うことが報告されている.事実,カリフォルニア工科大学のPattersonらは母体免疫活性化により母体中のIL-6およびIL-17産生が亢進し,マウス胎仔脳形成に影響を与えることを示唆している(Smith SE, et al:J Neurosci, 27:10695-10702, 2007/Hsiao EY, et al:Proc Natl Acad Sci U S A, 109:12776-12781, 2012).今回紹介する論文では,マサチューセッツ工科大学のChoiおよびニューヨーク大学のLittmanとHuhらが,母体免疫活性化によるIL-6産生がTh17細胞(IL-17を産生するヘルパーT細胞サブセット)に作用してIL-17a産生を亢進し,

.....

本コンテンツの続きをご覧いただくためには「羊土社会員」のご登録が必要です.

2016年6月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2016年6月号 Vol.34 No.9
直径100nmのメッセンジャー エクソソームは診断・治療に革命をもたらすか?

吉岡祐亮,落谷孝広/企画

新刊・近刊  一覧

実験で使うとこだけ生物統計1 キホンのキ 改訂版
実験で使うとこだけ生物統計2 キホンのホン 改訂版
演習で学ぶ生命科学 第2版
糖尿病 研究の“いま”と治療の“これから”
今すぐ始める! メタゲノム解析 実験プロトコール
All Aboutゲノム編集
マウス表現型解析スタンダード
研究留学のすゝめ!
はじめの一歩の生化学・分子生物学 第3版
実験医学増刊 Vol.34 No.17 再生医療と疾患解明の鍵となる組織幹細胞
やさしく学べる がん免疫療法のしくみ
実験医学増刊 Vol.34 No.15 遺伝子制御の新たな主役 栄養シグナル
実験医学 電子バックナンバー発売中
羊土社の電子書籍
臨床医学系書籍TOPページ(総合)へはこちらからどうぞ
プライマリケアと救急を中心とした総合誌 レジデントノート
Gノート