News & Hot Paper Digest
トピックス

ゲノム編集医療のルール作りがはじまる

北海道大学安全衛生本部 石井哲也

在に遺伝子を改変できるCRISPR/Cas9などのゲノム編集技術はすでに,米国や中国でエイズやがんの治療法に向けて17の臨床試験が進行中だ.一方,CRISPR/Cas9はヒト受精卵の遺伝子変異修復に向けた基礎研究(子宮移植は行わず,試験管内のみの実験)に使われ,中国から3つの論文が発表されたが,拙速な生殖利用での重大事故やデザイナーベビーのような乱用が危惧されている.

ゲノム編集医療の開発が世界で急速に進む状況を受け,平成29年4月12日,厚生労働省で専門家会合が開催され,「遺伝子治療等臨床研究に関する指針」(以下,遺伝子治療指針)の見直しがはじまった.早ければ年内に改正となるかもしれない.ゲノム編集医療の規制を巡る論点は何か.

.....

本コンテンツの続きをご覧いただくためには「羊土社会員」のご登録が必要です.

2017年7月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2017年7月号 Vol.35 No.11
ユビキチン化を介したオルガネロファジー
不要なオルガネラを認識・分解するオートファジー

松田憲之/企画

新刊・近刊  一覧

超高齢社会に挑む骨格筋のメディカルサイエンス
レドックス疾患学
理系総合のための生命科学 第4版
がん不均一性を理解し、治療抵抗性に挑む
総力戦で挑む老化・寿命研究
あなたのラボにAI(人工知能)×ロボットがやってくる
ラボ必携 フローサイトメトリーQ&A
はじめの一歩の病理学 第2版
ヒト疾患のデータベースとバイオバンク
The オートファジー 研究者たちの集大成が見える最新ビジュアルテキスト
科研費獲得の方法とコツ 改訂第5版
脳神経ペディア 「解剖」と「機能」が見える・つながる事典
認知症 発症前治療のために解明すべき分子病態は何か?
実験医学増刊 Vol.35 No.10 がん代謝 ワールブルグを超えて全容解明に挑む
実験医学 電子バックナンバー発売中
羊土社の電子書籍
プライマリケアと救急を中心とした総合誌 レジデントノート
Gノート