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タンパク質の相分離が長期記憶を形成する分子機構

埼玉医科大学ゲノム医学研究センター 黒川理樹

RNA結合タンパク質は,天然変性領域(intrinsically disordered region:IDR)を介して濃縮され液滴(droplet)を形成して相分離(phase separation)を起こす.相分離は,膜のない細胞内小器官であるストレス顆粒などの形成に関与している.今回,RNA結合タンパク質であり,ストレス顆粒の構成要素であるTLS/FUSの相分離現象が細胞内の長期的な空間記憶を誘導するという画期的な報告がなされた(Dine E, et al:Cell Syst, 6:655-663.e5, 2018).

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2018年9月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2018年9月号 Vol.36 No.14
疾患を制御するマクロファージの多様性
マクロファージを狙う治療戦略の序章

佐藤 荘/企画
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